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岡田阪神、勝負の9月突入で秘密の〝エサまき作戦〟が奏功? 「最後の秋にここぞ!というところでやり返せばいい」逆転連覇あきらめず

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月5日 13時44分

勝利後に意味深な笑いをかみ殺す岡田監督=4日、甲子園球場(夕刊フジ)

3位阪神が4日の中日戦(甲子園)を制し、首位広島とのゲーム差を「3・5」に縮小。ベンチワークが冴え始めたのは指揮官の予告通り、これまでの〝エサまき〟の効果なのか。

初回に2点を先制された直後、森下の同点打、22個目の失策をやらかした佐藤輝の勝ち越し打など怒涛の6連打&6得点で逆転。以降も得点を重ねた。「9月からが本当の勝負」と力説してきた岡田彰布監督(66)にとっては幸先いいリスタート。この日は上位の広島、巨人がそろって連敗し、ゲーム差が縮まった。

「そんなんは全然関係ない。誰もそんなことは言ってないし、1試合1試合勝っていくだけなんで、そんな計算していない」と一喜一憂しない姿勢をアピールしていたが、そこは百戦錬磨の御仁だ。密かに仕込んできた「エサまき作戦」の〝回収〟が奏功し始めているのかもしれない。

岡田監督は8月にこんな秘話を明かしている。「前の監督時代に、対戦相手にブロックサインを解読されたことがあったんよ。数パターンしかないから、バレるときはバレる。コーチがオレのとこに来て『サインが読まれてます、すぐに変更しましょう』と言ってきたけど、『ええよ、そのままにしとけ。今は気が付かないふりして最後の秋にここぞ! というところでやり返したらいいんや』と言うたんよ」

今がまさにその時期に当たる。前日3日の同カードで2回無死一、二塁から、打者の梅野にバスターを仕掛けさせて先制点奪取のお膳立てに成功したのも、これまではなかった珍しい采配だ。今後はさらに、意表を突くような試合運びが増えるのかもしれない。

首の皮一枚残っても苦しい状況にいる岡田監督だが、逆転連覇はあきらめていない。 (岩﨑正範)

阪神―中日23回戦(阪神13勝7敗3分、18時、甲子園、4万2604人)

中 日200002000-4阪 神60002100×-9

(勝) 村上21試合6勝9敗

〔敗〕 小笠原21試合5勝10敗

(本) 井上2号②(小笠原)、細川18号①(村上)

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