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三宅裕司、病の克服を機に「軽喜劇を極めたい」と覚悟 率いる劇団「SET」が45周年、東京と神戸で記念公演

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月16日 6時30分

俳優に司会、ミュージシャンなど幅広く活躍するコメディアン、三宅裕司(73)率いる劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」(SET)の創設45周年を記念する舞台が17日から、東京・池袋の「サンシャイン劇場」で、11月8日から神戸・新神戸の「AiiA2.5 Theater kobe」で開催される。「来年は今年よりももっと面白い舞台を…。そう思いながら続けてきたら45年がたっていました」と振り返る三宅に最新舞台の創作秘話を聞いた。

タイトルは「ニッポン狂騒時代 令和JAPANはビックリギョーテン有頂天」。

「いつか、往年の訳詞家、漣(さざなみ)健児の人生を舞台で描きたかった。そこに1960年代の日米安保、学生運動を絡ませたら面白い舞台になるのでは…と思って」と構想を明かす。

漣は「ルイジアナ・ママ」(61年)など洋楽ヒット曲の訳詞で知られる。漣をモデルに、彼の父で社長役をSETの盟友、小倉久寛(69)が、社長秘書役を三宅が演じる。

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で家裁の所長役で話題を集めたSETのベテラン、野添義弘(66)が大学生を演じるが、「66歳の野添が、どう大学生を演じるかがひとつの見ものですよ」と笑わせる。

「音楽が好きで中学生の頃からバンドを組み、明治大学時代は落研(落語研究会)に所属。人を笑わせたいと思い〝ミュージカル・アクション・コメディー〟をテーマに創設したのかSETなんです」と語る。

明大落研では4代目「紫紺亭志い朝」を襲名。5代目は立川志の輔、6代目は渡辺正行が受け継いだという伝説のような〝逸話〟がある。

「当時は現在のそれぞれの姿なんて想像もできなかったですよ」

神戸公演では神戸出身の女優、浅野ゆう子の〝飛び入り参加〟も決定。「神戸で公演するなら私も、と浅野さんが名乗り出て。もう台本はできていたのに」と苦笑い。

現在73歳。還暦の年に脊椎の大病を発症したが克服。「このとき、東京の軽喜劇を極めたいと覚悟を決めました。80歳までは続けたいですね」と意欲をみなぎらせる。 (波多野康雅)

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