水卜麻美アナ、謝罪行脚の功罪 寄付金着服で２４時間テレビのテーマが変更、各番組ハシゴも…本来は「経営陣がすべきこと」

８月３１日、９月１日に放送する「２４時間テレビ４７」の新テーマを、自局の番組内で発表した日本テレビ。この発表をめぐって、今月、管理職に昇進したばかりの水卜麻美アナ（３７）が番組を〝謝罪行脚〟することになったのだ。

これまで「愛は地球を救う」と断言していた２４時間テレビだが、今回のテーマは「愛は地球を救うのか？」と疑問符がつくことになった。

「昨年、系列局で寄付金の着服問題が発覚したことが痛かった。視聴者の信頼を大きく損ねることになり、テーマ自体の見直しが図られることになったのですが、〝愛は地球を救う〟と自信を持って言えないなら、番組を休止すればいいのにと思いますよね」とスポーツ紙記者は皮肉る。

総合司会は昨年同様、フリーアナの羽鳥慎一と同局の水卜アナが務めることも決まり、早朝の「ＺＩＰ！」内で発表された。ここで、水卜アナが神妙な表情で謝罪したのだった。

「水卜アナは今月からアナウンス部の〝チーフスペシャリスト〟に就任しており、管理職という立場になりました。いわば日本テレビの〝顔〟でもあるわけですし、２４時間テレビの総合司会でもあるわけですから、こうした謝罪を担うことになったわけです」と先のスポーツ紙記者は話す。

水卜アナの謝罪は、「ＺＩＰ！」だけではとどまらなかったのだ。続く「ＤａｙＤａｙ．」にも出演して、再び謝罪した。

しかし、この〝謝罪行脚〟には、さすがにネット上でも「何も悪いことをしていないアナウンサーが謝罪する必要はない」「経営陣が出てきて謝罪すべきだ」といった声が上がっているほどだ。

「今回の水卜アナの昇進は、独立を食い止めるためだとも言われていますが、実は水卜アナの〝日テレ愛〟も相当なものです。好きな女性アナランキングで５連覇し、殿堂入りしたほど好感度の高い水卜アナだけに、こうした時に駆り出されるのは分かりますが、あまり〝日テレ愛〟を利用しすぎると、愛想を尽かされてしまうかもしれません」と民放関係者は懸念する。

「この日の『ＺＩＰ！』の朝ごはんコーナーで、水卜アナは用意されたクロワッサンを半分食べたところで時間切れとなりました。完食できないのは異例のこと。その後の謝罪が気にかかっていたのでしょうか」と芸能ライターは話す。