エンタなう 痛くてほろ苦く温かい新人脚本家の〝美人局騒動〟実話に基づいた痛切な青春記、意外な顚末が…映画「ありきたりな言葉じゃなくて」
zakzak by夕刊フジ / 2024年12月30日 10時0分
念願の仕事が決まり、ハメを外して飲んだくれた男が、気がつくとホテルで半裸。後日、一緒だった女性の彼氏を名乗る男が怒鳴りこんで…。実話に基づいた痛切な青春記には意外な顚末が待っていた。映画「ありきたりな言葉じゃなくて」のリアルな描写が、痛くてほろ苦くて、温かい。
32歳の藤田拓也(前原滉)は中華料理店を営む両親と暮らすテレビの構成作家。夢見たドラマのシナリオが、先輩の売れっ子脚本家(内田慈)に後押しされ採用される。有頂天で入った店で、りえ(小西桜子)というキャバクラ嬢と意気投合。泥酔し、ホテルで目覚めると、1人パンツ姿。記憶がない。あわてて、連絡を取ると、彼氏を名乗る男(奥野瑛太)から、りえを強引に押し倒した疑いをかけられる。多額の慰謝料を要求され、サインをしてしまう。りえの目的はいったい何なのか。
報道情報番組やバラエティーを数多く手がけてきたテレビ朝日映像による初のオリジナル長編。心理描写も含めて業界内を覗き見るような興味深さがある。
主人公は、脳みそがねじ切れるぐらい「人の気持ち」を考えて、真の脚本家になれるのか。成長を見守る人たちの目線が優しい。職人気質の中華料理店の親父(酒向芳)、常連のスナックママ(小川菜摘)、堂に入ったキャバクラの呼び込み(チャンス大城)など細部のキャストにこだわりを感じた。東京・シネマカリテ、大阪・kino cinema心斎橋などで順次全国公開中。(中本裕己)
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