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YFM 夕刊フジmusic 復活!仲野茂バンド、アルバム『粋』で新境地

zakzak by夕刊フジ / 2024年12月27日 6時30分

復活した仲野茂バンドが、新たな境地に踏み込む。アルバム『粋』を22日にリリース。同日に渋谷Lamamaで行われた『LAST UNTIX’mas』に出演、王道ロックをファンに届けた。歌が、ロックが好きだから止まらない。2025年はさらに動く。

アルバム『粋』はストレートなロック。収録曲は既出のものだが、メンバーが一新され別世代にも伝わるサウンドだ。

「ギターはルースターズの下山淳、ベースはアンジーの岡本雅彦、ドラムはモッズの梶浦雅弘、サックスは頭脳警察の竹内理恵とすごい仲間がそろった。スタジオが4曲とライブが3曲。すべて昔の茂バンドのありものだけど、今、歌ってもフィット感がある」

仲野といえば1980年デビューの亜無亜危異が真っ先に思い浮かぶ。

「セックス・ピストルズに衝撃を受け亜無亜危異を作った。でもアルバム2枚ですべて出し尽くしてしまった。3枚目の『亜無亜危異都市』はロンドンで録音できるからと作ったものなんだ」

2018年からオリジナルメンバーで復活したが、「やり出したころは動員もあったけど、やり続けたら下がって俺たちも消耗していった。やり切ったタイミングに合わせて仲野茂バンドにシフト。新しいバンド名も考えたけど、マネージャーが『わかりやすいほうがいい』と。おかげで責任重大になっちゃった」

オリジナルの仲野茂バンドが活動していたのは90年代半ば。30年ぶりの復活の陰には、若いころからのあこがれだった、昨年7月7日に急逝したPANTAさんとのドラマもあった。

「今でも残念で仕方ないけど、PANTAの具合が悪くなってから頻繁に会えた。具体的に2人でレコードを作る話も出て、それはかなわなかったけど、6篇の詞を俺に残してくれた。1曲は形になったけど今回のアルバムには間に合わなかった。やはりPANTAとの作品は絶対に悔いが残らないようにしたいからね。来年はその6篇と、仲野茂バンドで新しく作った曲を合体させたアルバムを作りたいんだ」

頭脳警察の曲も歌い継いでいくつもりだ。

「PANTAの歌が好きだから。他にも影響を受けた曲を歌いたい気持ちはある。仲野茂バンドだから俺が何を歌ってもいいだろう。バンドの曲とバランス良くしてね」

亜無亜危異でデビューして来年で45年。常に共通していたのは、〝好きなことをやる〟。

「人生は自分から好きなことを見つけてやっていく場。好きなことをやるのが大事ってことを若い世代に伝えたい。だから若いバンドとのツーマンもやっていきたい。大丈夫、俺はずっと好きなことをやってこれたんだから。仲野茂は歌が好きなんだな、とわかってもらえたらいいね」

だからロックンロールはやめられない。

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