TV視てますか？ ドキュメンタリー要素満載のお金にまつわる番組？ 「LIFE IS MONEY～世の中お金で見てみよう～」「有吉のお金発見 突撃！カネオくん」

テレビ東京で1日から午後11時台の経済番組「LIFE　IS　MONEY～世の中お金で見てみよう～」が始まった。これまで特番が3回あり、正しくはレギュラー化の初回だ。

最初、このサブタイトルを見て、NHKの教養バラエティー「有吉のお金発見　突撃！カネオくん」のコンセプトと似てないかと気になった。

「お金発見」では毎回、「＜あらゆる金額を可視化して現代社会を学ぶ！＞それが…」というナレーションに続き、「司会進行」の有吉弘行と「日直アシスタント」の田牧そら（高3）が仲良くタイトルコールする。「お金発見」のナレーションと、テレ東番組のサブタイトル。どちらも「お金」がらみ。

で、1日の放送を恐る恐る見た。心配ご無用だった。「コストコ再販店人気のからくり」に「リファービッシュ」。まさしく＜テレ東ならではの経済番組＞だった。

MCは、TBS「日曜日の初耳学」と同じく、進行役の角谷暁子・テレ東アナから「林先生」と呼ばれる林修。「初耳学」でインタビュアーの才能を自ら開花させた林が、今回は情報感度やゲストとのトーク力を磨いていく。そのドキュメンタリーと見ることもできそうだ。

一方の「有吉のお金発見　突撃！カネオくん」もある意味、長期にわたるドキュメンタリーといえるかも。9月28日放送の冒頭、こんなやりとりが交わされていた。

カネオくん（声・千鳥ノブ）いわく「今回そらちゃんが、なんと18歳になって最初の収録でございます」。有吉「おめでとう。もう成人ですか」。そらちゃんがうなずいた。

カネオ「レギュラー番組が始まった頃、そらちゃんは11歳（小6）」

有吉「11歳！　すごいね」

その日は、ゲストの1人が準レギュラーの伊集院光。彼はいつも番組の最後、うんちくを披露する。そらちゃんから「伊集院さん、今回もステキなうんちくをお願いします」と頼まれ、「そらちゃん、もう子供じゃないんだから、笑顔と無邪気さで押すっていうのは……わかりました」と、ナイス・アドリブ。　（新橋のネクタイ巻き）