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岡田監督、腹の虫治まらず「情けないなあ巨人は…」 平内龍太が2球続けて森下翔太の顔面付近に投球 伝統の一戦が一転〝遺恨劇〟に

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月1日 11時22分

顔面付近への速球にのけぞり倒れる森下=7月31日、甲子園球場(夕刊フジ)

後半戦負けなしの阪神は7月31日の首位巨人戦第2ラウンド(甲子園)も4戦連続2ケタ安打の猛攻で勝利。今季2度目の6連勝を飾ったものの、伝統の一戦は「甲子園開場100周年」のお祭りムードから一転、〝遺恨劇〟に発展した。

4点リードの7回2死二、三塁で打席に入った森下に対し、巨人3番手の平内が2球続けて顔面付近に投球。のけぞって倒れた森下は2学年上の平内をにらみつけ、意地の適時内野安打を放ってみせたが、腹の虫が治まらなかったのが岡田彰布監督(66)だ。

「情けないなあ、巨人は…とオレは思ったわ。あの(内角高め2球で)カウント0―2から(内角)スライダーでストライク取って、(平内が)なんか笑ってる姿見たら情けないねえ。伝統の一戦にならんよ、はっきり言うて。昔やったら済まへんで…。ホンマに情けない、情けない」。最後は不穏な捨てセリフも交え、阿部巨人を非難したのだった。

中盤までの大量リードを救援陣が吐き出し、6投手を使う羽目になった試合展開が、指揮官を「1イニング投げ切れんのやから情けない」と苛立たせていたのも確か。それでも、観客席を通常より増やすなど甲子園100周年を記念してさまざまな仕掛けを用意した特別仕様の巨人3連戦で、「伝統の一戦にならん」とまで怒りをぶちまけるのは、歯に衣着せない性分の岡田監督でも異例のことだ。

あるOBは「日本一になった昨年も快進撃中に近本、梅野が死球で骨折し欠場させられている。それが今回も頭にあったのではないか」と同情する。幸いケガを免れた森下は「勝ったことが一番。後半戦残り少ないんで、もう全勝するぐらいの勢いでいくしかないかなと思います」と前を向いたが、100周年記念日の8月1日に行われる第3ラウンドは俄然、キナ臭くなってきた。 (岩﨑正範)

阪神―巨人17回戦(8勝8敗1分、18時2分、甲子園、4万7011人)

巨 人000021120-6阪 神40000410×-9

(勝) 及川6試合1勝1敗

(S) ゲラ39試合3敗11S

〔敗〕 グリフィン11試合5勝3敗

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