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植木通彦 ちょっといい話 GⅠが開催中、レース場の特性をご紹介 通年ナイターで多世代のファンが楽しめる蒲郡 瀬戸内の大きな潮の干満差で景色が変わる宮島

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月13日 6時30分

植木さんぽ宮島編(夕刊フジ)

愛知・ボートレース蒲郡でGⅠオールジャパン竹島特別と広島・ボートレース宮島でGⅠ宮島チャンピオンカップ開催中。今回は蒲郡と宮島の地域貢献を伝えるボートレース公式YouTube『植木さんぽ』で感じたことやレース場特性などについて書きます。

蒲郡

東海地区の通年ナイター場で多世代のファンが楽しめる施設です。グルメも充実し特に深海味バーガーはお勧めです。素材は地元で獲れる深海魚のメヒカリ。柔らかく他の素材と調和しヘルシーで食べやすくおいしい。

レース収益などを財源に地域医療の中心的役割を担う蒲郡市民病院運営協力や地域の皆さんのお楽しみの蒲郡まつり、花火大会への協賛、レース場でのフリーマーケット、水面でカヌーやゴムボート体験などを行っています。

私としては80年代の養成所時代に現地研修として蒲郡を走ったことを思い出します。現地研修とは訓練期間後半に実際のレース場で走行する訓練でレース場では水質や水面の広さが養成所の乗り慣れた水面とは全く違った感覚を味わいます。デビューを控える訓練生には貴重な経験です。私は蒲郡の水面が柔らかく感じ1日も早くレーサーになりたいと感じたことを思い出します。

蒲郡は水面が穏やかなのでスピードレースになり1秒間で約20メートル進む中での瞬間の判断力が求められるレース場です。

宮島

宮島の特徴は瀬戸内の大きな潮の干満差です。最干潮時と最満潮時では走るレーサーの目線で特にスタンドの景色は大きく違ってきます。

最干潮時で風が弱い時はスピード重視、潮が動いているときや潮が高い時は大小のうねりがあるのでそれを乗り越えるモーターパワーが必要となります。モーター仕上がりに注目してご観戦ください。

ボートレース宮島の地域貢献を伝える『植木さんぽ』では、①JR大竹駅(大竹市)の東口と西口をつなぎアクセスを便利にした自由通路の設置②多くの方に利用いただいている市民センター、体育館、図書館などの複合施設フジタスクエアまるくる大野(廿日市市)の開設③中でも遊具が充実して雨の日でもお子さんが笑顔いっぱいで楽しめる同施設内の子育て支援センターなどを紹介しました。

収録では多くの皆さまにインタビューなどでご協力いただき笑顔やあたたかい励ましの言葉に感謝します。これからもさまざまな地域貢献をお伝えしたいと思います。

■植木通彦(うえき・みちひこ) 1968年4月26日福岡県生まれ。福岡県立博多青松高校卒。86年11月デビュー。2007年7月の引退までSG優勝10回を含む74回の優勝、公営競技初の年間獲得賞金2億円を達成したボートレース界のレジェンド。2018年、初代ボートレースアンバサダーに就任。テレビ『BOAT RACEプレミア』他、ネット放送、イベント、講演会で活躍中。『植木通彦オフィシャルブログ』(二次元コード)でも発信。

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