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都知事選で2位躍進「石丸新党」あるのか 陣営関係者「熱を冷めさせてはいけない」…〝次〟への思惑を直撃! 蓮舫氏に37万票以上の差

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月8日 11時41分

笑顔で支持者らに感謝を伝える石丸氏=7日(夕刊フジ)

夕刊フジ直撃

東京都知事選で165万票を獲得して2位となった前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)をめぐり、今後の動向が注目されている。政党の支援を受けず若者や無党派層の支持を集め、立憲民主党や共産党の支援を受けた前参院議員の蓮舫氏(56)に37万票以上の差をつけた。陣営など周辺からは「石丸新党」など〝次〟への思惑が広がっている。石丸氏を直撃し、思いを聞いた。

「本当に全力を尽くせたなと感じる。その点において胸を張ってできることは全部やったと言い切れる。結果においては都民の総意で、私から申し上げることはありません」

石丸氏は7日、こう語った。300人以上が入る会場にはボランティアスタッフ、多くの報道陣が詰めかけた。ドトール創業者、鳥羽博道氏、KDDIの前身、第二電電(DDI)共同創業者、千本倖生氏もあいさつした。

石丸氏は記者会見で「マスメディアが当初まったく扱わなかった」などとメディア批判を展開するなど〝石丸節〟も健在だった。

今後の政治活動について問われ、「まだ決めていません」と答えつつも、国政進出の可能性は「選択肢としては当然考える。例えば、広島1区、岸田(文雄)首相の選挙区です」と言って会場をわかせた。4年後の都知事選出馬の可能性については「情勢次第だ」と述べた。

さらに「新党」について問われると「現段階で何か党をつくろう、立ち上げようという意思はない。選択肢としては当然考えるが、意思はない」と語った。

ただ、陣営関係者は「粗削りだが、ああいう人でなければ世の中は変えられない。(熱を)冷めさせてはいけない」と話す。さらに今後の活動について「他の政党で出ても意味がない。無所属(で国政)か、石丸新党でやらないと」との意向を示す。

夕刊フジは石丸氏を直撃し、「新党」の具体的構想について尋ねた。

石丸氏は「選択肢としてあると言っただけで意思もないと言っている。具体的に考えているわけではない」と繰り返した。

一方、今回の選挙で得た多くの支持に応える方法を聞くと、「支持の多さは関係ない気がしますけどね。支持が少なかったら何なんですか。いままで自分の言っていたことはひっくり返して『あんなのはどうでもいいです』と言えるわけないでしょう。質問がおかしい」と語気を強めた。

石丸氏は「放っておくと日本がもたない危機感がある。危機感が共有できていないのが一番だ。動けないというより動かない」と改めて思いを語った。

▷東京都知事選(※10位まで)

開票終了

当2918015 小池百合子 無現

1658363 石丸伸二 無新

1283262 蓮 舫 無新

267699 田母神俊雄 無新

154638 安野貴博 無新

121715 内海聡 無新

110196 ひまそらあかね 無新

96222 石丸幸人 無新

83600 桜井誠 無新

38054 清水国明 無新

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