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ぴいぷる マリンバ奏者・出田りあ マリンバの可能性を響かせる 初アルバムをリリース「日常をちょっとだけ彩ることができれば」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月14日 11時0分

「アルバムタイトルと同じ『Sugaria(全3楽章)』は、パリで勉強していたときの恩師(エリック・サミュ)が私の名前をタイトルに込めてくださったコンチェルト。焼きたてのクロワッサンのようにフワッと包み込んでくれる音楽で大切に弾いていきたい」

アルバム発売を記念したコンサートも6月に東京で開催した。

「長女、長男がお留守番できるようになったので日本の活動を少しずつ多くしています。9月8日の沖縄(南城市文化センター・シュガーホール)と、10日の熊本(ラフカディオホール)では、ジャズ・バーで昨年共演した仲間と演奏します。さまざまな楽器とのコラボレーションなども増やしていきたい」

プロのマリンバ奏者として20周年を迎えたが、「マリンバの魅力」を尋ねると…。

「シロホン(木琴)と違い、共鳴管があることで音が豊かに響くのがマリンバ。楽器の音はドラマやCMなどに使われていますが、見たことがある人は少なくて。ソロもできる楽器でもあり、マリンバの可能性を広げていきたい。次の世代の人たちへの道しるべになれれば、と思っています」

■出田りあ(いでた・りあ) マリンバ奏者、アレンジャー。1982年12月25日生まれ、41歳。オーストリア・ウィーン出身。2歳から熊本に移り住み、6歳でマリンバとピアノを始める。九州女学院高等学校(現ルーテル学院高校)を卒業し、フランスへ留学。パリ・コンセルヴァトワール(CNR)で学ぶ。2003年、第1回パリ国際マリンバコンクールで第1位を受賞。12年からミュンヘン室内オペラの専属アーティストとして活動。平成音楽大学、ロンドン芸術アカデミー(LPMAM)の客員教授を務め、世界各地で活躍を続ける。夫はバイオリニストでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターの樫本大進。ドイツ・ベルリン在住。

<ペン・高山和久/カメラ・酒巻俊介>

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