1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

名バイプレーヤー・浅利陽介に聞く「長く俳優業を続ける秘訣」 逆境やピンチに対する強さ「何があっても大丈夫」という気持ち

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月1日 6時30分

数々の作品で活躍する名バイプレーヤーの浅利陽介(37)が、英国で人気を博した、雪山での遭難事故を描いた舞台「Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド~虚空に触れて~」(10月8日~11月4日、東京・渋谷のPARCO劇場)に出演する。子役から大人の俳優になった彼に〝長く俳優業を続ける秘訣〟について話を聞いた。

「山に登っているような感覚になる舞台なので、(ペルーのアンデス山脈にある)標高6400メートルのシウラ・グランデ山の空気の薄い場所に皆さんをお連れできればいいなと思っています」

登山家のジョー・シンプソンがシウラ・グランデ山に登頂した時に起きた壮絶な事故を回想したベストセラー本を舞台化。舞台上に雪山を出現させる、斬新な演出になりそうだ。

主演の「Aぇ!group」の正門良規(27)のほか、古川琴音(27)、田中亨(25)らが出演し、キャストでは最年長だが、「妙に緊張している」という。

「僕が見てきた先輩たちのことを思い出すわけですよ。すごくしっかりしていたし、セリフや段取りを覚えるのが早かったし、おちゃめな方もいたなとか。できるだけそのような感じでいられたらいいのですが…」

年齢だけでなく、芸歴も33年とベテランだ。俳優業で役立てている、自身の〝強み〟について聞くと、「逆境やピンチに強いこと」と答える。

「例えば、舞台上で小道具が飛んでいってしまっても、さりげなく拾いに行ったり、ここで撮り終えなければもう時間がないというときも、何とか演じ切ったりしてきました。もちろんそういうシチュエーションは好きではないのですが、『何があっても大丈夫』だという気持ちを持つようにしています」

フランクで明るい人だが、厳しい現場であっても乗り越えられる強い心を隠し持っているのだ。今回の舞台でも、その〝本番強さ〟が発揮されるに違いない。(加藤弓子)

舞台「Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド~虚空に触れて~」はPARCO劇場(東京・渋谷)に続き、11月10~17日で京都劇場(京都市)でも上演される。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください