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都知事選ネット演説 ひまそらあかね氏〝無双〟2万6千人視聴、小池氏との「2強」主張 石丸氏は「都政の見える化」 各候補者が訴え

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月3日 11時20分

石丸氏は「都政の見える化」を進めると主張した(提供:ニコニコ)(夕刊フジ)

東京都知事選(7日投開票)の候補者によるオンライン演説会が2日夜に生配信された。動画共有サービス「ニコニコ」が主催し、3選を目指す小池百合子知事(71)や前参院議員の蓮舫氏(56)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)ら全候補者56人中39人が参加した。

8分の持ち時間で各候補者が主張を訴えるなか、石丸氏が演説を始めると、約1万5000人だったライブ視聴者数は2万1000人まで増加した。「政治再建」「都市開発」「産業創出」の3本柱を訴える石丸氏は、安芸高田市のユーチューブチャンネルの登録者数を自治体で日本一にした実績に触れ、東京でも「都政の見える化、分かる化」を進めると主張した。

続いて作家、ひまそらあかね氏(41)が顔は出さずにオンラインで演説した。「都知事選はもう『小池』か『ひまそら』かを選ぶゲームになっている」と、小池氏との「2強」を主張、「石丸さんは市長時代にやったことはこれといって出てこない」「蓮舫さんは共産党のスピーカーになっている」「小池さんは『〝のり弁〟を止め、公文書を開示する』という公約を削除した」と切り捨てた。演説終了時には2万6000人超の視聴者を集めた。

蓮舫氏は立憲民主党の長妻昭政調会長と並んで登場した。「候補者の討論会をやってほしいといわれるが、民放のテレビ局の方に聞くと、現職の方が夜遅い時間にもかかわらず公務で断られると。なぜ逃げるのか」と小池氏を批判し、「行革をやらせてください」とアピールした。演説終了時の視聴者数は約1万8000人だった。

小池氏は「『首都防衛』をしっかり進めていきたい。都民の命を守る、暮らしを守る、あらゆる災害から都民を守っていく」と力を込めた。都のデジタル化について「いま〝爆速〟で進めている」と自信を見せた。視聴者数は約2万人で推移した。

元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)は「東京都の土地や公共の施設が外国人に買われることも防ぎたい」などと訴えた。

人工知能(AI)エンジニア会社経営の安野貴博氏(33)はタレント、清水国明氏(73)と防災分野などでの「共闘」を表明した。

【都知事選の立候補者】 (届け出順)

野間口翔 36 無新

沢繁実 47 無新

大和行男 46 無新

木宮光喜 71 諸新

小池百合子 71 無現

内海聡 49 諸新

石丸伸二 41 無新

小野寺紘毅 79 諸新

新藤伸夫 75 諸新

竹本秀之 68 無新

桜井誠 52 諸新

ドクター・中松 96 無新

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