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トラトラ株 日本株は底堅く推移も全体相場は膠着感…押し目買いで臨め 賃貸経営プラットフォームが好循環成長「robot home」が好業績

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月18日 10時0分

相場急落を受け、信用買い方がポジションの整理を迫られた。その結果、8月9日時点の信用買い残は、前週比9086億円(19%)減の3兆9634億円となった。前週比の減少率は、東日本大震災直後の2011年3月以来約13年ぶりの大きさだった。

将来の売り予約である信用買い残の大幅な減少は、需給面でのプラス材料だ。このため、当面の日本株は底堅く推移する見通しだ。その一方で、上値では「ヤレヤレ売り」が出る見込みのため、全体相場は膠着(こうちゃく)感が強まる可能性が高い。このため、押し目買いに徹して相場に臨みたい。

まず、robot home(1435)は好業績が注目ポイント。2024年12月期第2四半期連結業績は、売上高は47・59億円(前年同期比26・5%増)、営業利益は5・64億円(同32・4%増)だった。通期計画に対する進捗率は、売上高は36・6%、営業利益は70・6%だ。

賃貸経営プラットフォーム「robot home」を活用し、不動産オーナーに向けた新築・中古物件の供給(フロー領域)から、賃貸管理の受託(ストック領域)、売却・再投資(フロー領域)を経て、プラットフォーム内の流通がさらに拡大するという好循環成長サイクルの構築に努めたことが奏功した。

「AI CROSS」株主優待制度を導入

次にAI CROSS(4476)は、株主優待制度を導入する。これが注目ポイント。基準日(12月末日および6月末日)現在、同社株式を300株(3単元)以上保有している株主が対象で、基準日ごとに各1万5000円分のQUOカード(年間合計3万円分)を進呈する。

同社の24年12月期第2四半期連結売上高は17・73億円(前年同四半期比7・3%増)、営業利益は2・15億円(同42・8%増)だった。SMSサービスにAI技術を組み合わせた統合型ソリューションを提供することで、多様化する顧客ニーズに対応。金融や人材関連サービスを中心とした業界特化施策の実施などで収益性が向上している。

アンビションDXHD「中期経営計画の修正」発表

そしてアンビションDXホールディングス(3300)は、「中期経営計画の修正に関するお知らせ」を発表した。これが注目ポイント。最終年度の26年6月期には、連結売上高640億円(期初計画は500億円)、営業利益42億円(同30億円)の達成を目指す。

なお、25年6月期の配当は、普通配当55円に上場10周年記念配当50円を加えて105円(配当性向31・7%)となる見込み。25年6月期通期連結売上高は532・94億円(前期比26・7%増)、営業利益は35・26億円(同29・4%増)の見通しだ。 (株式会社カブ知恵 代表取締役)

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