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玉ちゃんの酔滸伝 エガちゃんと28年ぶり共演で目頭が…笑いのツボを刺激し合い〝エクスタシー〟な現場に 「町中華で飲ろうぜ」スペシャルゲスト

zakzak by夕刊フジ / 2024年12月14日 15時0分

番組に最高の味を与えてくれたエガちゃん(右)です(夕刊フジ)

来週16日に放送されるBS―TBS「町中華で飲(や)ろうぜ」(毎週月曜22時)で、スペシャルゲストとして「エガちゃん」こと、江頭2:50をお招きしました。先日、私がエガちゃんのユーチューブ「エガちゃんねる」に出演した際、「ぜひ『町中華で飲ろうぜ』にも出てくれないか」と交渉し、エガちゃんが受諾してくれて実現したのです。

出演している私が言うのもなんなのですが、自分が大好きでとても愛着がある番組に友をゲストとして招けたことの喜びたるやありません。私のホームにビジターのエガちゃんが来る。エガちゃんからしてみればアウェーな環境かもしれませんが、アウェーの現場こそエガちゃんの真骨頂が発揮されるのです。

テレビでの共演は28年ぶり。町中華を襲撃してきたエガちゃんとのやりとりで2人とも最初は照れからかギクシャクしました。ですが、長い付き合いなので互いの性感帯を知るカップルの交歓と申しましょうか、そっちが攻めたらこっちが受け、こっちが受けたらそっちが攻める。笑いのツボを刺激し合い、おいしい中華料理をローション代わりにお酒をガンガン挿入させ、新宿2丁目さながらの男同士が歓喜の声を上げて昇天するエクスタシーな現場となったのです。

私はエガちゃんとのこれまでのさまざまな思い出が去来し、恥ずかしいのですが収録中、思わず江頭ではなく目頭を熱くさせるものが込み上げてしまったシーンもあり、そんな自分の姿をオンエアで見るのが恥ずかしくなっています。

撮影が終わり、昔だったら「よう、もう1軒行こうぜ!」「おう、行きましょう!」と朝までのロングコースで、次の日を二日酔いで棒に振ってしまう飲み方をしていました。しかし、この日は収録が終わると、互いに現場で少しの時間ワイヤレスマイクを外し、完全オフレコ状態にして芸人、玉袋筋太郎と江頭2:50ではなく、赤江祐一と江頭秀晴で近況報告。互いにエールを送り、「またね」で現地解散しました。

「朋(とも)有り、遠方より来たる、亦(ま)た楽しからずや」。四半世紀のときを超えた共演、ぜひごらんください。

■玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう) お笑い芸人。1967年6月22日生まれ。東京都新宿区出身。86年にビートたけしに弟子入り。BS―TBS「町中華で飲(や)ろうぜ」(月曜)、TBSラジオ「えんがわ」(金曜)にレギュラー出演中。2013年から一般社団法人全日本スナック連盟会長。著書に「スナックあるある この素晴らしき魑魅魍魎の世界」(講談社)、「スナックの歩き方」(イースト新書)など。

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