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バズる関西トレンド マリンピア神戸がリゾート型アウトレットに一新 ショッピング、アクティビティ、グルメを融合で新感覚

zakzak by夕刊フジ / 2024年12月27日 15時30分

広々としたラグーンを持ち、リゾート感覚で買い物ができる(夕刊フジ)

関西には人気のアウトレットモールが多く、競争が激化している。少しさかのぼると、2023年4月に、アウトレット併設の商業施設が大阪・門真にオープン。解放感のある屋外型モールではなく、屋内にテナントが集積するアウトレットとして注目を集めた。

2024年11月26日、神戸・垂水にオープンした「三井アウトレットパークマリンピア神戸」は、屋内型でありながら海沿いの立地を生かしたリゾート型アウトレットとして話題を集めている。JR垂水駅から徒歩9分。明石海峡大橋や淡路島を望む好立地に位置し、リニューアルした須磨海浜水族園にも近い。

新施設の目玉は、海水を引き込んだ約1万平方メートルのラグーンを中心とする「ラグーンコミュニティパーク」。約3600平方メートルの砂浜を備え、南国風の景観が広がる水辺アクティビティの拠点だ。穏やかなラグーンでは、子供や初心者でも安心して楽しめるSUPやカヌーなどの体験プログラムを用意。冬にはライトアップイベントが開催され、夜間も楽しめる空間となっている。

砂浜沿いには手ぶらで本格的なBBQを楽しめる約200席の施設「ラグーンBBQクラブ」も。目の前の絶景を眺めながら、まるでリゾート地を訪れたような非日常なひとときを味わえそう。

アクティビティレジャーゾーンには、滑り台やロープ登り、ボルダリングなどを用意。ボーネルンドが運営する大型の遊び場やペットパラダイスが運営するドッグランもあり、家族全員で楽しめる仕掛けが満載だ。

BBQ施設を運営するのは神戸を代表する飲食店グループ「ポトマック」で、レストラン「トゥーストゥース」と喫茶カフェ「太陽コンパス」も手がける。「トゥーストゥース」はパティスリーとベーカリーレストランの複合業態で関西初。「リゾート気分を味わえるよう、〝ハレノニチジョウ〟をテーマにしている。地元のお客さまが多いので夜のニーズにも対応する」と、ポトマックの浜崎和弘社長。

一方、ショッピングエリアは全天候型の屋内モールに一新。解放感は維持しつつ、天候や季節を問わず快適なショッピングが楽しめる環境を整えた。店舗数は関西初20店舗を含む145店舗に拡大。「メルセデス・ベンツ」の認定中古車販売店や「モンスターハンター」などのグッズを扱う「カプコンストア」など、人気ブランドが勢ぞろいする。

食のテナントも充実。1階「フードマルシェ」と2階「フードコート」には、神戸の地元グルメから全国的に話題の人気店までが揃う。明石海峡大橋を望める2階のテラス席がおすすめ。施設を運営する三井不動産の常務執行役員・若林瑞穂氏は「買い物だけでなく、一日中楽しめる場所に生まれ変わった」と胸を張る。

マリンピア神戸の年間来館者数は1000万人を計画。ショッピング、アクティビティ、グルメを融合させた新感覚のアウトレットモールは、神戸の新たな観光名所としても期待されている。 (フリーライター・橋長初代)

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