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ソロデビュー40年 荻野目洋子の輝く理由 荻野目洋子「チヤホヤされたら勘違いしてしまう」と小学生ユニットの活動終了 再始動『みゆき』ヒロインの声でアニメファンから注目

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月2日 11時0分

父親の影響で民謡を習い始めた荻野目洋子は1978年に「ちびっこ歌まねベストテン」(東京12チャンネル、現テレビ東京)に何度か出場。山口百恵の「プレイバックPart2」などを歌ってチャンピオンとなる。小学4年のときだった。

「百恵さんは憧れの存在でした。友達はみんなピンク・レディーに夢中でしたけど、当時の私は歌って踊ることよりも、百恵さんのような表現力やカッコよさにひかれていたんです」

番組スタッフにスカウトされた荻野目はやはりチャンピオンになっていた女子2人と小学生ユニット「ミルク」を結成。79年4月に「ザ・あれからいちねん」でデビューするが、2枚のシングルを残し、80年の夏休みをもって活動を終了する。

「歌うことは大好きでしたが、私は昔からどこか俯瞰で見ている自分もいて。子供の頃からチヤホヤされる環境にいたら勘違いしてしまうと思い、学業に専念することにしたわけです」

現在も所属する事務所の社長はその意向を知ると「また歌いたくなったら連絡して」と言って送り出してくれたという。中学生になった荻野目は卓球部で活動するが、ほどなくして歌への情熱が再燃。社長のもとで歌やダンスのレッスンに励むようになる。

「一方で映画『ションベン・ライダー』のオーディションにも参加しましたが結果は次点。しかし、そこで歌声を披露し、声がきっかけとなって同じキティフィルム製作のアニメ『みゆき』(フジテレビ系)の声をさせていただくことになりました」

83年3月に放送を開始した「みゆき」はあだち充の人気コミックが原作。ヒロイン(若松みゆき)の声を務めた荻野目はアニメファンから注目される存在となる。

「ありがたいことに今でも覚えてくださっている方が多くて。先日もライブ終演後の握手会で『荻野目ちゃんのLINEスタンプを作ってほしい。そのときは必ず〝ども〟という言葉を入れてほしい』というご要望をいただきました(笑)」

ちなみに〝ども〟はヒロインの決まり文句。ミルクに続いて声優としてもキャリアを積んだ荻野目はいよいよ84年にソロデビューを果たす。 (濱口英樹)

■荻野目洋子(おぎのめ・ようこ) 1968年12月10日生まれ。84年「未来航海」でデビュー。85年、「ダンシング・ヒーロー」でブレーク。2001年に結婚し3児の母に。全曲自作のアルバム「Bug in a Dress」をライブ会場、もしくは通販のみ限定発売中。現在全国ツアー中で、8月31日は長野市芸術館メインホールで開催する。

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