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お祭りムード〝ゼロ〟巨人・阿部監督、初の優勝マジック点灯もピリピリ…異例の会見拒否「浮かれるのは残り『1』になってから」

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月19日 13時13分

重苦しい試合を引き分けに持ち込み、マジックを初点灯させた阿部監督=18日、東京ドーム(夕刊フジ)

巨人は18日のDeNA戦(東京ドーム)で引き分け。就任1年目の阿部慎之助監督(45)は初の優勝マジック「9」を点灯させたが、なんと負け試合以外では初めて会見を拒否。お祭りムードはゼロの異様な記念日となった。

1点を追う8回1死二、三塁で岸田の二ゴロの間に、三塁走者の岡本が珍しくヘッドスライディングで生還。ベンチは大いに沸き上がった。その後は互いにあと1本が出ず延長12回の末に引き分けも、DeNAの自力優勝が消滅。巨人では今世紀に入って原前監督しか灯せていなかった優勝マジックを、就任1年目にして阿部監督が見事に点灯させたのだった。

ところが、快挙達成の声を拾おうと会見場で待ち構えた報道陣に対し、球団広報は「きょうの監督の対応はなしです」と事情も説明しないまま、まさかの通達。これで会見拒否は就任後3度目だが、過去2度はいずれも負け試合だった。初めてマジックを点灯させた記念日の肉声が、映像や音声として記録に残らない異例の事態に陥ったが、さすがにノーコメントでは収まらない報道陣が帰り際の指揮官を捕まえたのは、試合終了から約1時間も過ぎた頃だった。

「マジックといっても、あってないようなもの。浮かれるのは残り『1』になってから」と言い残して引き揚げた青年監督。先日にも予言した通り、優勝争いが「最後までもつれる」との危機感から、勝っても兜の緒を締めまくっている。 (片岡将)

巨人―DeNA21回戦(巨人13勝7敗1分、18時、東京ドーム、4万1933人)

DeNA 000001010000-2

巨人 100000010000-2

(延長十二回規定により引き分け)

(本) 丸14号①(ジャクソン)、牧22号①(グリフィン)

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