秦雅夫氏が就任、阪神オーナーは重圧がケタ違い? 「電鉄の社長就任を引き受けた、その時よりもプレッシャー」
zakzak by夕刊フジ / 2024年12月14日 13時56分
阪神は13日、杉山健博オーナー(66)が退任し、後任に阪神電鉄会長兼球団会長の秦雅夫氏(67)が来年1月1日付で就任すると発表。大役を引き受けた新総帥は早速、現場にV奪還の猛ゲキを飛ばしては見せたが…。
大阪市内の阪神電鉄本社で交代会見を行った秦新オーナーは「阪神タイガースは来年創設90周年を迎える歴史と伝統があり、多くのファンの皆さまからご支持をいただいている。(オーナー就任は)身に余る大役で身の引き締まる思い」などとあいさつ。阪急出身初のオーナー職を務めた杉山氏とは過去2年間タッグを結成し、阪神出身の秦氏が代表権を持つという異例の2トップ体制を敷いてきたが、球団も昨年悲願の日本一を果たし、藤川新監督体制となったことで今回、阪神生え抜きによる、本来の形での交代人事が実現した。
早速、秦新オーナーは現場トップの藤川新監督に「20代半ばから30代前半まで伸びしろの十分ある中心選手をさらに高みに導くとともに、次代の新たな戦力を見いだしてチーム力を高めてもらいたい。そして投手を中心とした守りの野球の方針のもと、接戦でもしっかり勝ち切る試合をやる」と要請した上で「これまでの生え抜き育成の球団方針はあるが、補強などチームが勝つための協力は惜しまない。〝優勝癖〟を植え付けた常勝球団になってほしい」と猛ゲキを飛ばした…が、新総帥としての重圧はある。
「正直言うと8年ほど前に電鉄の社長就任を引き受けた、その時よりもプレッシャーを感じています。電鉄が軽いわけじゃないが、やはりタイガースの方が知名度があって期待も高い。目立つし、激しいし…」。しかも杉山オーナーが退任し、いわゆる〝阪急色〟が薄まる?ことで阪神側の責任はさらに重大となる。
「阪神、阪急とかそんなこと、あまり考えたことはない。素直に考えてもらったらいい。従前に戻したという感じ」と秦新オーナー。12球団トップの営業利益を誇る人気球団のかじ取りに注目だ。 (岩﨑正範)
この記事に関連するニュース
-
阪神 新オーナーに秦雅夫氏が就任 育成重視と常勝軍団創設を誓った
スポニチアネックス / 2024年12月14日 5時18分
-
【阪神】「『優勝癖』を植え付けたい」秦雅夫新オーナーが藤川球児監督とV奪回から常勝軍団構築を目指す
スポーツ報知 / 2024年12月14日 5時0分
-
阪神・秦新オーナー就任会見 「電鉄社長を引き受けたときよりもプレッシャー感じる」
スポニチアネックス / 2024年12月13日 17時11分
-
【阪神】電鉄会長の秦雅夫氏のオーナー就任発表 退任する杉山氏が明かす交代3つの理由
スポーツ報知 / 2024年12月13日 17時4分
-
【阪神】阪神電鉄会長兼球団会長の秦雅夫氏が来年1月1日付で新オーナー就任 杉山健博氏は退任
スポーツ報知 / 2024年12月12日 5時0分
ランキング
-
126年W杯北中米大会 欧州予選組み合わせ決定 16枠を争い来年3月から熱戦
スポニチアネックス / 2024年12月13日 20時53分
-
2残りはイチロー氏ただ1人…明らかになった「19/19」 251勝左腕は脱落、快挙へまた前進
Full-Count / 2024年12月13日 16時56分
-
3【佐々木朗希争奪戦 東西名門の勝算】ドジャース頭痛の種は絶対的抑え不在…投壊招いた手薄なブルペン
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月14日 9時26分
-
4ダルビッシュ有、地元小学校の子どもたちと触れ合う姿に大反響「こんなステキな笑顔を見たことがない!」
スポーツ報知 / 2024年12月14日 9時42分
-
5プロ輩出の名門校に異変…名将築いた伝統が「足りない」 グラウンドに立ち抱いた違和感
FOOTBALL ZONE / 2024年12月14日 8時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください