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照ノ富士、初日から無傷の3連勝 得意の「休場明けV」へ好発進 親方衆からは「1年に数日しか出ない人に…」嘆く声も

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月17日 12時55分

照ノ富士は何度でもよみがえる?(夕刊フジ)

大相撲名古屋場所 3日目=16日、ドルフィンズアリーナ

2場所連続の途中休場から再起を目指す横綱照ノ富士(32)=伊勢ケ浜=が、初日から3連勝で不安説を払拭した。

初場所で金星を献上した東前頭2枚目の若元春(30)=荒汐=を一気の電車道で寄り切り。「先場所に比べたら(立ち合いで)当たれている感覚がある」と手応えを語った一人横綱は、「まだ3日。ここからが大事」と気を引き締めた。

初場所で9度目の優勝を飾るも、春場所は腰痛などで7日目から、夏場所は左脇腹痛などで2日目から休場。横綱審議委員会は万全な状態での出場を求め、次の秋場所まで進退を問わない温情の方針を示していたが、名古屋場所で出場に踏み切った判断は、ここまで吉と出ている。

高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は「日に日に厳しい相撲になっている。前半戦がカギで、横綱は尻上がりに良くなっていく。前半戦で取りこぼさなければ、良くなる一方だと思う」と復活に太鼓判を押す。休場明けの場所は相撲勘などが心配されるものだが、照ノ富士の直近3度の優勝はすべて休場明け。粂川親方(元小結琴稲妻)は「休んでいても、出てきて優勝しているので。安心しているというか、不安はないんだろうね」と指摘する。

目標としてきた2ケタ優勝と、これまで経験がない名古屋での賜杯へ視界は良好。もっとも、角界の将来を考えると、復活Vを喜んでばかりもいられない。親方衆からは「横綱が勝つのはいいことだし、いなくなったら困るけど…、1年に数日しか出ない人に勝たれるのはどうなんだろうね」と、大関以下の力士たちのふがいなさを嘆く声も聞こえてくる。 (塚沢健太郎)

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