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岡本和真、打てないときの誹謗中傷…SNSは見ない 直接言えない言葉はNG 巨人の絶対日本一!阿部監督を失神させちゃいましょう

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月1日 13時31分

涙の胴上げで10度宙を舞った阿部監督(夕刊フジ)

巨人優勝手記・後編

巨人の2020年以来4年ぶりのリーグ優勝を主将、4番として支えた岡本和真内野手(28)の優勝手記後編。昨今の社会問題にも挙がるSNSへの向き合い方や、プロ10年目を迎えた自身のキャリア、そして初の日本一への決意を明かす。 (構成・片岡将)

僕が打てなくて勝ちに貢献できなかった期間には、SNSとかで厳しい意見が飛び交っていたと思います。基本的にSNSって見ないんです。誹謗中傷が飛び交う状況では、見てもいいことがないと思うので。でも、ファンが言いたくなる気持ちも分かります。それは応援してくれてるからこそですから。ここで打ってくれって思ってる人が打てなかったら、そりゃ腹も立つでしょう。

まあ、見ていないので、どれだけ自分が叩かれているのかも知りません。なのでマイナスな感情っていうのはないですけど、自分の結果が出ないことに対して、チームの勝ちに貢献できてない期間が長かったっていうのは、やっぱりふがいないなっていうのはありました。だからこそ、取り組み方もいろいろ工夫したりしていました。

SNSに関して思うのは、相手と向かい合ったときに直接言えないような言葉を公に発するべきではないということ。当たり前かもしれませんが、選手も人間です。面と向かって言えるかどうかを考えてほしいですね。

プロ野球のシーズンは長いです。その1日を「今日は良かったなあ」と後悔なく終われる日は10回あるかどうか。ほとんどは「ああしておけばよかった」と思う日ばかりです。ただ、その悔いや反省から逃げることはしません。とことん向き合って、考えて、原因を突き詰めて1日を終えるようにしています。だから、なかなか寝つきが悪いことも多いですね。

それも自分が第一線でやれる日が1日、また1日と減っていることを感じているからです。もう28歳。プロ10年目ですが、1日を無駄にはしないでおこうと思って取り組んでいます。気付いたら終わりが近づいている。やりたいことをやるのに、時間って全然足りないと思ってます。

毎年キャリアハイを目指していますが、たとえ数字的なものが下がったとしても、どこかは上がったとか、これは良くなったいうのを、これからずっとやっていきたい。フィジカル的にはピークが30歳くらいになるのかな。世間的に下降線になっていくように見られる年齢があると思いますが、そういうところからガッと上がっていけるような取り組みをやっています。1年でも長く第一線でやれるようにです。

4年ぶりのリーグ優勝はできましたけど、まだクライマックスシリーズに日本シリーズとシーズンの先があるんで。僕にとっても初めての日本一は絶対に成し遂げたい。そんで、阿部監督にまたうれし泣きをしてもらって、失神させちゃいましょう。ほんじゃ、また。 (読売巨人軍主将・内野手、岡本和真)

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