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岡田監督がDeNAに〝報復〟予告? CSを前にドスの効いた声で牽制、死球禍に「こっちも考えるよ。またきやがったら…」

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月3日 13時5分

番記者に囲まれた岡田監督はCSをにらみ、眼光鋭くDeNAへの報復を予告した=2日、甲子園球場(夕刊フジ)

無念のシーズン2位に終わった阪神・岡田彰布監督(66)が2日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでの相手に決まったDeNAに対し、物騒な〝報復予告〟をぶちまけた。

今季最終戦となる3日のDeNA戦(横浜)を前にこの日、チームは甲子園で全体練習。指揮官は「(CSで)対戦する相手になるかもしれんから、消化試合にはならんよ。明日(DeNAの先発)はケイが投げるけど、ジャクソンが終盤から良くなってる」と警戒しつつも、「まあ、でもまだ(CSまで)10日間もあるし、(互いに)1年間やっとるわけやから」と泰然としていた。

ところが、話題が死球禍に及ぶと表情が一変。今季18度目の零封負けを喫した9月30日のDeNA戦(甲子園)でも森下、坂本が死球を食らっている。「当て過ぎやな、DeNAは…。警戒して? 警戒してるから当てていいんか? インコースに投げんと勝負にならないピッチャーなら当ててええんか? (昨季のヤクルト監督の)高津と一緒やんか。昔やったら大変、速攻(乱闘に)なるよ!」。そうまくしたてた後、「こっちも考えるよ。またきやがったら…。シーズン中は黙ってきたけど」とえらくドスの効いた声で脅してみせたのだ。

独走Vを決めた昨季はヤクルトと死球を巡り遺恨が勃発。巨人戦での死球による右脇腹骨折から復帰した近本が大量リードの場面で故障個所に再び死球を食らい、梅野は左手首への死球で8月中旬以降のシーズンを棒に振る離脱に追い込まれた。当時の指揮官は高津監督に対し、「投手出身(の監督)で打席に立ってないから、(死球の)痛みとかが分からんのよ」と怒り心頭だった。

そしてDeNAの三浦監督もまた投手出身。岡田監督の現役時代の後援会の関係でもともと親交ある間柄だが、「結局そういうことやろ。打席に立たんからそういうのが分からんのや」と高津監督同様に断罪したのだ。

予告通りCSで報復するのか。注目の初戦は12日の甲子園。一触即発の不穏な気配が、負ければ終わりの短期決戦を、さらにヒリヒリしたものにしそうだ。

(岩﨑正範)

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