“懐疑論”吹き飛ばした大谷 MLB公式が改めて絶賛「我々は何て愚かなのか」

Full-Count / 2018年5月3日 16時45分

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

■月間最優秀新人の大谷は「偉大」、特集「野球が最高と思い出させてくれる瞬間」で1位

 エンゼルスの大谷翔平投手が4月の月間最優秀新人に選出された。4月は、投手として4試合登板で20回1/3を投げ、2勝1敗、防御率4.43、26奪三振をマーク。打者としても12試合出場で打率.341、4本塁打、12打点、出塁率.383、長打率.682、OPS.1.065を記録した。2日(同3日)の本拠地オリオールズ戦は4打数無安打に終わったが、快足を生かした走塁で勝利に貢献した二刀流右腕。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「野球が最高だと思い出させてくれる4月の10の瞬間」を振り返る特集で「偉大なオオタニ」をトップに選出している。

 記事のタイトルは「野球は最高であると、我々に再び思い出させてくれる4月の10の瞬間」。4月の印象的な事象をトップ10形式で紹介しているが、堂々の1位に輝いたのが「オオタニは偉大である」という項目だった。

 寸評ではまず、開幕前の大谷に対する「疑問」について言及。「『期待』であると同時に、それは疑問でもあったのだ。スプリングトレーニングで試合に出場した彼は、メジャーの変化球に戸惑いを見せているようだった」。大谷はオープン戦で投手として防御率27.00、打者としては打率.125に終わった。懐疑論が沸き起こり、マイナーで開幕を迎えるべきと唱える米メディアもいた。しかし、二刀流右腕は厳しい声を結果で封じ、さらに称賛の嵐を引き出した。

「我々人間は何て愚かなのだろうか。開幕戦でオオタニは単打を放った。安堵のため息が一斉にもれたのだ。『彼は投手だけやるべきなんじゃないのか?』という質問がいつまでもつきまとっていた状況で、30打数0安打という悪夢を回避できたのである。その代わりに、オオタニの豪打は続いていった」

 このように振り返った上で、本拠地での衝撃の3試合連続本塁打についても言及。4月の「打者・大谷」は、まさにエンゼルスを牽引する活躍を見せた。

■投手でも圧倒的な活躍「次に何が起こるのか。目撃するのが待ちきれない」

 さらに、記事では「彼は投球でもがっかりさせなかった」と投手としての活躍も紹介。「彼のスライダーは鋭く、スプリットはほぼ間違いなく球界でベストなものだった。その通り、彼の直球は101マイル(約163キロ)に達しているのだ」。右手マメの影響もあり、防御率は4.43となっているが、1つ1つのボールはファンを熱狂させるには十分だった。

 この先、厳しいスケジュールに体が持つのか、そして、その中で二刀流を貫けるのかが大きなポイントとなる。ただ、現時点で、投打両方の「能力」がメジャーでもトップクラスにあるということに異論はないだろう。

「べーブ・ルース以来となるこの二刀流の選手は、兎にも角にも我々の極めて高い期待を越えてみせたのだった」

「彼にはチャレンジが待ち受けている。結局のところ、野球とは順応の繰り返しが全てなのだ。次に何が起こるのか。それを目撃するのが待ちきれない」

 MLB公式サイトは、大谷の最初の1か月の活躍をただただ絶賛している。「次に何が起こるのか」。まさに同じ気持ちで、多くの人が二刀流のプレーに注目している。(Full-Count編集部)

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