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大谷翔平と同僚の距離が近付いた瞬間 フリーマンが回顧…“大騒動”の裏で生まれた団結

Full-Count / 2024年11月10日 14時18分

ドジャースのフレディ・フリーマン(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】

■ド軍フリーマンが振り返る今季…“水原問題”にも言及

 大谷翔平、山本由伸両投手が加入したドジャースは今季、MLB最高勝率の.605(98勝64敗)で地区優勝を飾り、ポストシーズンでもパドレス、メッツ、ヤンキースを破り、4年ぶりに頂点に立った。順風満帆に見える道のりも、その途中では様々な困難に直面した。ワールドシリーズでMVPに輝いたフレディ・フリーマン内野手が今季を振り返った。

 フリーマンは米ポッドキャスト「ニュー・ハイツ」に出演し、故障者が続出した中で世界一になったことに言及。「僕たちはグラスノーを(怪我で)失っていた。カーショーも復帰したけど、また故障してしまった。1年を通じて大きな存在だったギャビン・ストーンも失った。僕たちは救援投手たちを失ってしまったんだ。ワールドシリーズ直前では、優秀な救援投手の1人だったエバン・フィリップスも失ったし。ケリーも負傷した」と離脱した投手を列挙した。

 その上で「不運な怪我が僕たちには多かったけど、素晴らしいチームはそういう逆境を乗り越えるものだし、僕らにはそれができたんだ」と胸を張った。

 司会者から「そういう状況を戦って乗り越える場面というのは、チームをより家族みたいな感じにさせるものじゃないかな? ヤンキースよりも君たちの方が(まとまりとして)チームのような感じにも見えたんだけど」と問われると、大谷について語った。開幕早々、元通訳である水原一平氏の違法賭博問題が発覚。大騒動となった件についてだった。

「彼には対処することがあった。シーズン開幕で韓国にいた時の出来事とかね。1つの集団として、あんなに早く(大谷という新しい同僚を)団結して対処したのは、僕らにとって助けになったね。ショウヘイにとって対処しなければならない問題としてはおそらく最も厳しいものだったけど、その状況を切り抜けられるように僕らは手を貸すことができた。そこから僕らは他の色々な細かい問題にも対処できた」

 フリーマン自身にも試練が襲いかかった。三男・マックスくんが「ギラン・バレー症候群」を発症して入院。フリーマンは7月26日(同27日)から8月4日(同5日)までチームを離れた。「7月後半には僕の家族の件もあった。僕たちは1つのグループとして、団結して支える出来事が多かった。僕らが協力し合って色々な事象を乗り越えるところを見ることができて、とても特別だった。1年を通じて、自分たちの距離を縮められた出来事がたくさんあったんだ」と振り返った。苦難の先に栄光があった。(Full-Count編集部)

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