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「全然スゴくない」から始まった大谷翔平の無双 米ファン手のひら返し…元MLB戦士も衝撃

Full-Count / 2024年7月25日 7時40分

ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

■「ABEMA」のYouTube『MLBワイドショー』…里崎氏や西岡氏らが大谷翔平を語る

 新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、「ABEMA」野球公式YouTubeに、MLBに関する気になる話題を有識者たちが“個人的見解”で語り合う『MLBワイドショー』を公開した。ドジャース・大谷翔平投手との思い出や驚いたことが話題に上がった。

 今回のテーマは「大谷翔平を語ろう」。元プロ野球選手の里崎智也氏、元MLB選手の西岡剛氏、「ABEMA」のMLB中継で実況を務めているDJケチャップ氏、MLBジャーナリストのAKI猪瀬氏が参加した。里崎氏は驚いたことに、10年7億ドル(約1090億円)契約が後払いできることをピックアップ。AKI氏は後払い自体は珍しくないとしながらも「大谷選手は利子をつけていなくてビックリ。利子をつけたら、移籍金の7億ドルが受け取る時には10億ドルぐらいになっているのに。つけなくていいの?」と反応した。

 西岡氏もこれにうなずき、「普通は2〜3%の利子をつけるんです」と同調。さらに「この契約に関しては日本に税金を納めることはなさそう。アメリカで稼いだものは向こうで納める」と応じ、「グリーンカードを取得するだろうし、家も置いておくだろう。ハワイとかに住むかも分からへんし……」と“個人的見解”を示していた。

 続けて西岡氏は、大谷が渡米した時に二刀流への批判があったことに言及。自身も成功には懐疑的だったというが、「それでもやってのけてしまった」と脱帽していた。また、AKI氏は2018年のオープン戦で投打ともに低調で「『なんだよアイツ! 全然スゴくないじゃん!』と観客からヤジが飛んでいた。悔しくて、『彼はマイナー契約なんだよ。長い目で見てやってよ!』と言っちゃったのが昨日のことのよう」と、当時の裏話を振り返った。

 さらにAKI氏は大谷を巡る日米クルーの違いを明かす場面も。エンゼルス時代の大谷は登板日だけ取材に応じていたことから、打者専念の今季は取材ができなくなるとメディア関係者で話題になっていたという。

 ドジャースのキャンプ初日に囲み取材を受けた後「日本メディアは『次はいつ喋ってくれるんだろうね?』という感じだったけど、地元メディアは『今日喋ったんだから、明日喋れない理由はないだろ?』と毎日球団にプレッシャーをかけていた。それに球団が折れて、頻繁に囲み取材をするようになった」と証言した。西岡氏も「MLBの記者は、ロッカールームに入って取材ができる。だからこそ『会話ができないのはなんで? 取材対応も仕事だろ?』となる」と付け加えた。(Full-Count編集部)

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