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大谷翔平の適時打&二盗を指揮官称賛「いい野球だ」 235安打&36盗塁ペース

Full-Count / 2024年4月20日 15時11分

メッツ戦後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

■5回に右前適時打、得点圏では21打席ぶりの安打

■メッツ 9ー4 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地のメッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回に右前適時打を放った。4打数1安打1打点1盗塁をマークし、リーグ3位タイの打率.356に。試合には敗れたものの、デーブ・ロバーツ監督は「打席の中で本当にうまくやっている。我々のために活力を作り出している。ファンタスティックなことだ。いい野球をやっているよ」と17番を称えた。

 チャンスで結果を出した。3点を追う5回2死一、二塁、左腕マナイアから右前適時打を放った。得点圏に走者を置いた打席では、3月20日のパドレスとの開幕戦の8回に左前適時打を放って以来21打席ぶりの安打。汚名返上の一打で、5試合連続安打に伸ばした。

 4点を追う4回先頭では四球で出塁。18試合連続出塁に伸ばすと、2死後、テオスカー・ヘルナンデスの打席で今季5個目の盗塁をマークした。ここ6試合で4盗塁と量産。シーズン36盗塁ペースとなった。打者専念となる今季はスプリングトレーニングから「走ること」をテーマに掲げてきた。

「走塁の時に強気になっているのが分かるだろう。賢い走り方をしている。色々と生み出そうとしている」とロバーツ監督。バットだけでなく、足でもチーム貢献をしている。

 松井秀喜氏を超える日本人最多の通算176本塁打は6試合足踏みとなった。リーグの安打数では32安打でリーグ単独トップに。両リーグではアストロズ・アルトゥーべに並んでトップだ。勝ち星につながらないのがもどかしいところで、指揮官も「正直言うと、全体的に前向きになれることが多くはなかった。ヨシノブが6回を投げ抜いてくれたのはチームにとって大きかった」と声を絞り出した。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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