15戦無失点…中日24歳が「凄すぎる」 甲子園V右腕が見せる衝撃進化「打たれる気しない」
Full-Count / 2024年5月7日 17時31分
■中日・清水達也は開幕から15戦連続無失点
■中日 2ー0 巨人(6日・バンテリン)
中日の7年目・清水達也投手が無双投球を続けている。ここまで15登板で1勝9ホールド、防御率0.00。14回2/3を投げ手15奪三振と、圧倒的なパフォーマンスを披露しており、ファンも「カッコええな」「打たれる気しない」と声を寄せている。
24歳右腕は6日の巨人戦(バンテリン)の7回無死一塁の場面で登板。岡本和を三振、萩尾を中飛、門脇を三振に仕留め、2-0の勝利に大きく貢献した。
ここまでの投球内容が凄い。開幕から15試合連続無失点。奪三振率は9.20にのぼる。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値「WHIP」は0.68でリーグ4位、被打率.140は同6位(10投球回以上)の高数値だ。
花咲徳栄高3年時の2017年夏の甲子園で優勝に貢献。同年ドラフト4位で中日に入団した右腕は一昨年、昨年と50試合以上に登板し、昨年秋には侍ジャパンに選出された。
更に凄みを増した右腕にファンは注目。SNSには「凄すぎる」「今年も素晴らしい」「どんどん進化している」「どんな起用でもしっかり抑えてくれる」「もっと評価されるべき」とコメントが並ぶ。強力救援陣の一角を担う右腕。中日の躍進には欠かせない存在だ。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
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