昨季MVPのアクーニャJr.、左膝前十字靭帯を完全断裂 走塁で転倒…今季絶望と球団発表

苦悶の表情を浮かべ、足を引きずりながらベンチに下がるブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真：ロイター】

■2021年7月には右膝の前十字靭帯を断裂、翌年4月末まで離脱したが見事復活

■ブレーブス 8ー1 パイレーツ（日本時間27日・ピッツバーグ）

　ブレーブスは26日（日本時間27日）、ロナルド・アクーニャJr.外野手が左膝の前十字靭帯断裂を完全断裂したと発表した。手術日は未定だが、今シーズン終了になるという。この日、敵地で行われたパイレーツ戦に「1番・右翼」で出場。初回、二塁上での牽制帰塁の際に転倒し、ベンチに下がっていた。

　初回の第1打席で中越え二塁打を放ったが、二塁牽制で逆を突かれて転倒。左足を抑えて悶絶し、途中交代した。昨季は打率.337、41本塁打、73盗塁の好成績をマークし、ナ・リーグMVPに満票で選出された26歳。今季は試合前の時点で打率.250、4本塁打、15打点と調子を落としていたが、主軸を担っていた。

　2018年にメジャーデビューし、1年目から打率.293、26本塁打、16盗塁、OPS.917の好成績でナ・リーグ新人王を受賞。順風満帆に思えたが、2021年7月に守備でジャンプした際の着地に失敗し、右膝の前十字靭帯を断裂。2022年4月末に復帰したが、昨季は史上初の「40-70」を達成するなど見事に復活していた。（Full-Count編集部）