23歳が巨人の救世主に? 未来のエース候補が“激変”…飛躍支える12球団最強の「4.2」
Full-Count / 2024年5月28日 7時30分
■巨人・堀田は3勝、防御率1.50…チェンジアップの指数が12球団No.1
阿部慎之助監督が就任した巨人は、交流戦までの戦いを24勝21勝3分け。首位・阪神と2ゲーム差の3位につけている。チーム防御率2.30と、投手陣の奮闘が光る。その一翼を担っているのが23歳の堀田賢慎投手で、3勝をマークしている。“魔球”チェンジアップが好調を支えている。
堀田はここまで10登板(4先発)で3勝1敗、防御率1.50。今月8日の中日戦から先発ローテの一角に加わり、安定した投球を見せている。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、今季の直球平均球速は144.2キロ。決して速いわけではない。
特筆すべきはチェンジアップだ。投球割合は直球の51.0%に続いて2番目に多い24.4%。チェンジアップによる失点増減の合計「wCH」は12球団で最高値の4.2を記録している。“魔球”を効果的に操り、好成績を残している。
青森山田高から2019年ドラフト1位で巨人に入団も、1年目に右肘のトミー・ジョン手術を受け、育成契約になった。2022年3月に支配下復帰し2勝を挙げたものの、昨年は3登板で防御率8.10に終わっていた。
進化した元ドラ1にファンも注目。SNSには「投げっぷりほんと好き」「思ったより来ないうえに動いてるやろ」「チェンジアップが効いているんかね」「一本立ちしそう」とファンからコメントが寄せられている。飛躍を続ける23歳。今後の投球も楽しみだ。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
防御率1.07の衝撃、32歳が復活のワケ 輝き取り戻した魔球…12球団トップの「7.9」
Full-Count / 2024年6月11日 18時27分
-
ドラ1左腕が“球界最強”の「3.38」 誰も打てない魔球…23歳に衝撃「ガチでヤバい」
Full-Count / 2024年6月10日 19時57分
-
防御率67.50は今や昔…中日23歳が“12球団最強”の「5.5」 異次元魔球は「キレが違う」
Full-Count / 2024年5月29日 7時40分
-
中日左腕が“まるで別人”「完全に覚醒」 救援なのにチーム奪三振1位「見違える進化」
Full-Count / 2024年5月28日 7時40分
-
防御率2.77なのに0勝5敗…12球団最悪の「1.15」 “1人だけ”無援護が「悲劇の右腕」
Full-Count / 2024年5月27日 13時14分
ランキング
-
1大谷翔平は「異次元のレベル」 球宴投票でライバル圧倒…ぶっちぎり1位に米記者も納得
Full-Count / 2024年6月25日 9時19分
-
2大谷翔平、日本人最長8戦連続打点で快勝貢献 3打数無安打で初の4戦連発ならず
Full-Count / 2024年6月25日 12時9分
-
3女子バスケ日本代表、パリ五輪出場内定選手12人を発表 高田真希、町田瑠唯らが3大会連続出場へ
THE ANSWER / 2024年6月25日 15時16分
-
4巨人・松原聖弥と西武・若林楽人が電撃トレード ともに俊足巧打の外野手...得したのはどちらの球団か
J-CASTニュース / 2024年6月25日 15時24分
-
5怪物・井上尚弥がネリ戦で喫したダウン中に考えていたこと「こっちは本当ビックリして…」
スポニチアネックス / 2024年6月24日 19時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください