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17年ぶり交流戦Vへ…鍵を握る23歳ブレーク候補 OB鶴岡慎也氏が期待する“後継者”

Full-Count / 2024年5月28日 16時51分

日本ハム・田宮裕涼【写真:小林靖】

■鶴岡氏が評価「勝ちゲームを勝ちのまましっかり終わらせる形が整っています」

 パーソル パ・リーグTVは5月28日からの「日本生命セ・パ交流戦2024」に向けて、「レジェンドOB 日本生命セ・パ交流戦 超分析」と題した動画を投稿。日本ハム編のOBとして登場したのは、2003年から2013年など計15年間、日本ハムでプレーした鶴岡慎也氏だ。

 日本ハムは45試合を戦って25勝18敗2分、勝率.581のパ・リーグ2位で「日本生命セ・パ交流戦 2024」を迎える。2年連続最下位だったチームはここまで2度の5連勝を記録するなど、首位・ソフトバンクを粘り強く追いかけている。

 ここまでの戦いぶりについて、鶴岡氏は「先発投手がゲームメイクできていますし、後ろの投手も河野竜生投手、田中正義投手の2人がすごく安定していますので、勝ちゲームを勝ちのまましっかり終わらせる形が整っています」と、投手陣の投げっぷりを評価した。

 交流戦での好投も期待される先発陣。昨年の交流戦での成績(規定投球回以上)を見てみると、3試合に先発した伊藤大海投手がいずれもクオリティスタート(QS、先発が6回以上を自責点3以内)を達成。現在ファーム調整中の北山亘基投手は巨人戦で7回3失点、中日戦で6回2/3で7三振を奪うなど、2勝1敗で勝ち越し。加藤貴之投手は打線の援護に恵まれず、0勝3敗と負け越したが、広島戦が8回1失点、DeNA戦では8回無四球2失点完投と試合を作っていた。

 今季リーグトップの5勝(1敗)とチームをけん引しているのが山崎福也投手。オリックス在籍中の昨年の交流戦では、投げては3勝0敗、防御率2.45。打っても5打数2安打1打点と躍動。日本ハムの一員となった今年も「投打二刀流」でファンを魅了してくれるのか。

■キーマンは高卒6年目の23歳、田宮裕涼捕手を指名

 ソフトバンクに食らいつくためにも、セ・リーグ相手に白星を積み上げたい。鶴岡氏は交流戦のキーマンとして、高卒6年目の23歳、田宮裕涼捕手を挙げた。

 昨年9月から台頭。今季は自身初の開幕スタメンを勝ち取ると、ここまで38試合に出場しキャリアハイを更新中だ。肩が魅力で「ゆあビーム」と呼ばれることもある鋭い送球で、リーグ2位の盗塁阻止率.318をマークしている。

 打てる捕手としても期待が高く、規定打席にはわずかに届いていないものの、チームトップの打率.322をマーク。ロッテ・佐々木朗希や西武・今井達也といった好投手が相手でも、しぶとく粘るシーンもあった。また、俊足も特徴で、ここまで6二塁打、2三塁打、4盗塁を記録している。

 急成長中の捕手がセ・リーグ相手に攻守でどう立ち向かうか。ミレニアム世代らしいフレッシュなプレーに注目したい。日本ハムの交流戦開幕カードは甲子園での阪神戦。2007年以来2度目の交流戦優勝へ、昨年日本一のチームを相手に好ゲームを展開したい。(「パ・リーグ インサイト」菊地綾子)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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