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“大谷翔平2世”は「本物だ」 塗り替えた球史…衝撃30号に届く反響「アメージング」

Full-Count / 2024年6月2日 18時4分

フロリダ大学のジャック・カグリオーン【写真:Getty Images】

■オクラホマ州立大に先発…投手では4被弾許して敗戦投手に

“大谷翔平2世”として注目を浴びているフロリダ大の二刀流左腕、ジャック・カグリオーン内野手が1日(現地時間2日)、球史に名を残した。オクラホマ州立大に「2番・投手&DH」の“リアル二刀流”で先発し、9回に今季30号ソロ。米メディアによると、SEC(サウスイースタン・カンファレンス)所属選手で2年連続30本塁打を放ったのは史上初だという。

 完璧な一発に場内も騒然とした。0-7で迎えた9回、先頭のカグリオーンがカウント2-1から速球を強振。振り抜いた打球はぐんぐん伸び、バックスクリーン右に着弾する今季30号となった。

 フロリダ州立大公式X(旧ツイッター)は即座に「複数シーズンで30本塁打以上の選手はSEC史上初」と添えて本塁打シーンを投稿。複数の米メディア追随する形でカグリオーンについて報じ、米ファンも「本物だ」「大学にいちゃいけない打者」「アメージング」と驚きを隠しきれていない。

 21歳のカグリオーンは身長195センチ、体重113キロの体格を誇り、打者としては昨季、バットの反発係数が2011年に定められて以降の全米体育協会(NCAA)シーズン記録を更新する33本塁打を放った。今季はリーグ記録に並ぶ9試合連続アーチを放つなど、218打数で打率.413、30本塁打、OPS1.375をマーク。今夏のドラフト上位指名が有力視されている。(Full-Count編集部)

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