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近藤健介の劇的2ランで鷹3連勝 今季6度目サヨナラ勝ち…新井監督はベンチで呆然

Full-Count / 2024年6月2日 17時34分

サヨナラ2ランを放ったソフトバンク・近藤健介【写真提供:産経新聞社】

■近藤は2回に先制7号…延長10回にサヨナラ弾の1試合2発

■ソフトバンク 5ー3 広島(2日・みずほPayPayドーム)

 ソフトバンク・近藤健介外野手は2日、本拠地みずほPayPayドームで行われた広島戦に「5番・指名打者」で先発出場。3-3で迎えた延長10回にサヨナラ2ランを放った。近藤は2回にも先制アーチを放っており、1試合2発の活躍。今季8号はパ・リーグ単独2位に浮上した。ソフトバンクのサヨナラ勝利は今季6度目。

 延長戦の10回2死一塁で打席には近藤。カウント1-2から島内颯太郎投手の外角に沈んだチェンジアップをうまくすくい上げると、打球は綺麗な弧を描いて右翼席へ。劇的サヨナラ2ランに本拠地は歓声に包まれた。

 一方で打たれた島内はマウンド上で崩れ落ちるように悔しさを表すと、ベンチの新井貴浩監督も呆然した様子で見つめていた。

 ソフトバンクは2回、近藤がライトスタンドへ7号ソロを放って先制すると、柳町達外野手の適時二塁打で2点を加えた。4回にも柳町が適時打を放ち、3-0のまま9回へ。試合前の時点で12登板で防御率0.00のダーウィンゾン・ヘルナンデス投手がマウンドに上がった。しかし、連打を浴びて2死ながら一、二塁のピンチを招くと、田中広輔内野手に同点3ランを喫し、試合は延長戦に突入した。

 10回をゼロで抑えた直後の攻撃、ソフトバンクは簡単に2死を取られるも、緒方理貢外野手が7球粘った末に四球で出塁。最後は近藤が右翼席へサヨナラ2ランを放って勝負を決めた。サヨナラ勝利は今季6度目。劇的な形で3連勝を飾り、今季成績を33勝15敗とした。敗れた広島はセ・リーグ首位陥落。この日、西武に7-1で勝利した巨人がセ1位に浮上した。(Full-Count編集部)

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