中日34歳の岩嵜翔が支配下復帰、背番号16 TJ手術から地道なリハビリ…元最優秀中継ぎ

中日・岩嵜翔【写真：小池義弘】

■2022年に人的補償でソフトバンクから中日に移籍

　中日は4日、育成契約を結んでいた岩嵜翔投手を支配下登録すると発表。NPB（日本野球機構）から公示された。2022年シーズンにソフトバンクから移籍したが、同年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、オフに育成契約を結んでいた。背番号は16に決まった。

　34歳右腕の岩嵜は、千葉・市立船橋高から2007年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。2017年には46ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

　ソフトバンクへFA移籍した又吉克樹投手の人的補償で2022年から中日に加入したが、開幕直後の移籍後初登板で負傷。9月にトミー・ジョン手術を受け、シーズン後には育成契約を結んでいた。
　
　昨年は1、2軍含め登板機会はなくリハビリに専念。今季は2軍で16試合に登板し、1勝2セーブ、防御率1.80だった。育成契約に伴い「203」だった背番号は、中日加入時につけた「16」に戻った。（Full-Count編集部）