ヒット強奪の阪神29歳は「守備範囲バケモン」 走者大慌て…アウト2つの美技「マジ凄い」

阪神・近本光司【写真：小林靖】

■阪神・近本が右中間の飛球をスーパーキャッチ

■楽天 3ー2 阪神（5日・甲子園）

　阪神・近本光司外野手が5日の楽天戦（甲子園）で超ファインプレーを見せた。右中間の飛球を、懸命に走ってグラブを差し出してランニングキャッチ。飛び出していた一塁走者は戻れず、併殺とした。頼れる男の超美技に、ファンは「惚れた」「守備範囲バケモン」と驚きの声をあげている。

　2点リードの6回の守備。無死一塁で渡邊佳の飛球が右中間に飛んだ。近本は俊足を飛ばしてボールを追い右手を延ばしてキャッチ。飛び出していた鈴木大は戻れず、併殺とした。超美技に、甲子園は大歓声に包まれた。

　佐藤輝明内野手、大山悠輔内野手が2軍調整するなど、今季の阪神は打線の状態が上向かない。そんな中で近本はチームトップの打率.279、6本塁打、60安打、8盗塁をマーク。直近4試合では4番を務めている。昨年まで3年連続ゴールデングラブ賞に輝いている守備も健在だ。

　チームを牽引する29歳に、「これぞプロだわ」「よう捕ったなあ」「カッコ良すぎました」「まじかっこいい」「マジ凄い」「まさにスーパープレー」「頼りになります」とSNSにはコメントが並ぶ。球団初の連覇へ、近本の躍動は欠かせない。（Full-Count編集部）