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怪物新人スキーンズ「粋な瞬間だった」 大谷翔平に豪快被弾も…初対決に笑顔

Full-Count / 2024年6月6日 11時23分

ドジャース戦に先発したポール・スキーンズ【写真:ロイター】

■5回6安打3失点でデビューから無傷の3勝目

■パイレーツ 10ー6 ドジャース(日本時間6日・ピッツバーグ)

 パイレーツのポール・スキーンズ投手は5日(日本時間6日)、本拠地・ドジャース戦で5回6安打3失点と好投し、デビューから無傷の3勝目を挙げた。憧れの大谷翔平投手との初対決は空振り三振、中越え15号2ラン、右前打で3打数2安打2打点。大谷との初対決について、「彼は会釈をする選手だと分かっているけど、今日は見なかった。間違いなく、あの打席は粋な瞬間だった」と表情を緩めた。

 初回1死、オール剛速球で3球三振に。本拠地ファンをドッと沸かせた。3回2死一塁では追い込みながらも、真ん中高めの100.1マイル(約161.1キロ)を痛恨の被弾。怪物新人が剛速球を本塁打にされるのはキャリア初めてだった。「あの場面ではあれが投げるべき球だと思った。かなりいい選手だから、ああいうことが起きる可能性がある」。剛速球を痛打されても後悔なしだった。

 カリフォルニア州フラートン出身の22歳。高校時代の2018年に大谷の本拠地投手デビューを現地で観戦し、大学時代は投手、捕手の二刀流だった。2023年全体ドラフト1位でパイレーツへ。メジャーでの二刀流は断念したが、前日4日(同5日)には「彼を見て育った」と目を輝かせていた。

「ある意味、脱帽しないといけないね。彼はいい選手だ。ああいうことは起きる。彼ら(ドジャース)もいい選手たちだということは言うまでもない。だからこそ、僕らは試合をするんだ。本塁打を打たれたのは嬉しくないが、これも試合の一部」。大谷に対して投じた101.3マイル(約163.0キロ)が、この日の最速。この日、大谷へ投じた11球は特別だったに違いない。

 ドジャース打線に痛打を許さず、デビューから負けなしだ。「これは野球だからね。全ての選手からアウトを奪わないといけない。相手はいいチーム。チーム一丸となっての勝利だった」。怪物新人は言葉に力を込めた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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