「温かい歓迎ではない」 大谷翔平が場内を“異様な光景”に…実況注目「伝統的ですね」

ドジャース・大谷翔平【写真：Getty Images】

■ヤンキース戦に「2番・指名打者」で出場…第1打席では二ゴロ

■ヤンキース ー ドジャース（日本時間8日・ニューヨーク）

　ドジャースの大谷翔平投手が、ヤンキースファンから“歓迎”を受けた。7日（日本時間8日）、敵地で行われたヤンキース戦に「2番・指名打者」で出場。初回の第1打席を迎えた際には、大ブーイングを浴び、実況席も「いつもの温かい歓迎ではないですね」と注目した。

　ドジャース移籍後、初のヤンキースタジアムでの試合。第1打席で大谷の名前がコールされると、熱狂的なファンが多いヤンキースタジアムのスタンドからは大ブーイングが起こった。

　立ち上がってブーイングのポーズを見せるファンも多く、試合を中継した「Apple TV」の実況を務めるウェイン・ランダッゾ氏は「ショウヘイに対して、伝統的なブロンクス風の応援です。いつもの温かい歓迎ではないですね」と伝えた。

　ドジャースファンも目立っていたが、歓声がかき消されるほどのブーイング。解説を務めるドントレル・ウィリス氏は「彼は野球界のアンバサダーなのに……そして、彼はみんなのことが好きなのに……」と冗談交じりに話し、ランダッゾ氏は「ハハハ」と笑っていた。（Full-Count編集部）