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山本由伸、強力ヤ軍打線を7回ゼロ封「いつも通りの気持ち」 ジャッジは「大きかった笑」

Full-Count / 2024年6月8日 11時51分

ヤンキース戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

■白星ならずも…ヤ軍打線を圧倒

■ドジャース 2ー1 ヤンキース(日本時間8日・ニューヨーク)

 ドジャース・山本由伸投手が7日(日本時間8日)、敵地ヤンキース戦に先発。自己最多106球を投げ、7回を2安打7奪三振無失点に抑えた。強力打線相手にも「いつも通りの気持ちで投げました」と平常心を貫いた。

 初回2死からアーロン・ジャッジ外野手に左翼線二塁打を許すも、ジャンカルロ・スタントン外野手を三振に仕留めた。2回は失策と安打で2死一、三塁のピンチを招いたが、ホセ・トレビーノ捕手を三振に仕留めた。4回には97.9マイル(約157.6キロ)でスタントンのバットをへし折って遊ゴロに打ち取る場面もあった。

 登板前までの今季最速は97.2マイル(約156.4キロ)。しかし、この日は最速98.4マイル(約158.4キロ)を計測した。「今日はいいフォームで投げられたので、しっかりと力を出せたかなと思います」。

 2回2死で打ち取ったトレビーノから、6回2死でジャッジに四球を与えるまで、12人連続でアウトを奪う圧倒的な投球。続くスタントンを高め速球で三振に仕留めると、雄叫びをあげた。

 7回1死からグレイバー・トーレス内野手に四球を与えたが、DJ・ルメイヒュー内野手を二ゴロ併殺に打ち取り、ベンチに戻ると拍手で出迎えるデーブ・ロバーツ監督とハグを交わした。「落ち着いて投げることに集中して、今日はいいパフォーマンスが出せたので、これからはこういういいピッチングができた時の、いい調子をキープして投げていけたらなと思います」。防御率は3.00まで下がった。白星は付かなかったが、納得の表情だった。

 球界を代表する強打者・ジャッジとの対戦は2打数1安打1四球だった。「最後の打席とかは甘く入らないように意識し過ぎて四球になってしまいましたけど、ヒットも打たれましたし、いいバッターだったなと思います」。印象については「大きかったです」と笑顔を見せた。(Full-Count編集部)

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