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西武、12球団最速借金20 エース高橋は6連敗…渡辺監督代行でも止まらぬ“負の連鎖”

Full-Count / 2024年6月8日 16時40分

阪神・森下翔太に適時打を浴びてうなだれる西武・高橋光成【写真:産経新聞社】

■今季3度目の6連敗を喫した

■阪神 4ー1 西武(8日・甲子園)

 西武は8日、甲子園で行われた阪神戦に敗れて6連敗を喫した。今季18勝38敗となり、12球団最速での借金「20」となった。

 今季初勝利をかけて先発マウンドにあがったエースの高橋光成投手だったが、5回7安打、4失点と試合を作れずに降板した。球団を通じて「今日の調子的には良かったと思います。ボール自体も良かったですし、ストライク先行で攻めることができていました。ただ、3回と5回の失点したイニングでは、連打からの失点というところは反省です」とコメントした。打線は阪神の先発、ビーズリーを攻略できず。9回に1点を返したが、完投勝利を許した。

 西武は就任2年目となった松井稼頭央監督のもと、昨季5位からの巻き返しを図ったが、開幕から低迷。4月に7連敗、5月14~24日には8連敗。同26日に球団から松井監督の休養と、同28日から渡辺久信GMが監督代行として指揮を執ることが発表された。

 2008年~2013年まで監督を務め、6年間で1度の優勝と5度のAクラスの手腕をふるった渡辺監督代行だが、上昇気流には乗り切れず、この日で6連敗。監督代行就任後11試合で3勝8敗と苦しい戦いが続いている。(Full-Count編集部)

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