オリ助っ人が豪快逆転弾…楽天ドラ1は7回粘投も打線が見殺し 9日ファーム結果
Full-Count / 2024年6月9日 20時44分
■山下舜平大は3回2四死球7奪三振無失点で降板
パ・リーグのファーム公式戦は9日、2試合が行われ、オリックスはソフトバンクに5-4で勝利。ロッテが楽天に2-1で白星を挙げた。
オリックス先発の山下舜平大投手は、2回に四死球と失策で満塁のピンチを招いたが、得点は許さず。3回は3者連続三振を奪い、3回57球無安打2四死球7奪三振無失点でマウンドを降りた。続く4回は宇田川優希投手が安打と2四球で満塁とされ、勝連大稀内野手の適時打で1失点。5回には大江海透投手が3連打で2点を失った。
打線は、相手先発・笠谷俊介投手の前に7回まで4安打無得点。しかし8回、村田賢一投手から池田陵真外野手、代打のコーディ・トーマス外野手の連続適時打で2点を返す。なおも無死一、二塁からレアンドロ・セデーニョ内野手が2号3ランを放ち、逆転に成功した。
リリーフ陣は、権田琉成投手が2回1/3を2安打無四死球無失点の好投。9回に阿部翔太投手が笹川吉康外野手の適時打で1点を返されるも、5-4で試合は終了した。敗れたソフトバンクは、笠谷が7回100球4安打3四死球5奪三振無失点の好投も、村田が1回4安打1四球5失点。打線は10安打4得点とあと一歩届かなかった。
ロッテは初回、無死一、三塁から上田希由翔内野手の右邪飛で三塁走者がスタートを切るも、本塁で刺殺。それでも、藤岡裕大内野手の安打に悪送球が絡み1点を先制すると、暴投と悪送球で藤岡が生還し2点目を加えた、
先発の唐川侑己投手は、2回に1点を失うも、3回以降は毎イニング安打を許しながらも無失点。5回85球8安打無四死球6奪三振1失点でマウンドを降りた。6回以降は永島田輝斗投手、東條大樹投手、八木彬投手、岩下大輝投手が無失点でつなぎ、2-1で試合終了。唐川は1勝目をマーク、石川慎が3安打を記録した。
敗れた楽天は、先発の荘司康誠投手が7回105球6安打3四死球8奪三振2失点(自責点0)の好投。打線は9安打を放ちながらも1得点に終わり、守備では2失策と精彩を欠き、連敗を喫した。(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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