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敵地実況が6秒沈黙…大谷翔平の驚愕16号が起こした“異常事態” 戦意喪失「やれやれ」

Full-Count / 2024年6月12日 13時29分

16号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

■敵地の実況も、大谷翔平の打球に“声が出ず”

■ドジャース 15ー2 レンジャーズ(日本時間12日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、第4打席で5試合ぶりとなる16号を放った。レンジャーズの地元放送局「バリー・スポーツ・サウスウエスト」で実況を務めるデーブ・レイモンド氏は「大きく打ち上がった」と話してから6秒間、沈黙してしまった。

 7-1の6回1死一塁、大谷はグラント・アンダーソン投手から右中間スタンドへ運んだ。打球速度114.2マイル(約183.8キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)と文句のつけようのない打球に、レイモンド氏は「やれやれ」と言うのが精一杯だった。

 解説を務めるデーブ・バリー氏は「ど真ん中に投げてしまいました。オオタニのような打者は見逃してくれません」と冷静に分析。ただ、呆然としているレイモンド氏は「ロケットのような打球でした。420フィート(約128メートル)以上のホームランは今シーズン7回目です」と話すことしかできなかった。

 敵地放送局の実況を“止めて”しまうほどの大飛球。6秒間の沈黙は、大谷の凄みを表現していた。(Full-Count編集部)

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