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“巨人キラー”ビーズリーが5月度DIDアワード受賞 今季2勝目を掛布氏とファンが選出

Full-Count / 2024年6月16日 11時7分

阪神のジェレミー・ビーズリー【写真:荒川祐史】

■ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で受賞者発表

 阪神ファンの間で人気を誇るABCテレビ公式YouTubeチャンネル「虎バンチャンネル」は15日、「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の5月度受賞プレーを発表した。球団OBの掛布雅之氏が選んだ3つのノミネートプレーから、ファンが選んだベストプレーは「5月25日巨人戦 ビーズリー今季2勝目」となった。

 受賞したのは、頼れる助っ人右腕の快投劇だった。昨季は先発とリリーフでチームを支えたビーズリーだが、2年目の今季は先発に専念。5月25日の巨人戦で今季2度目の先発マウンドに上がると、来日最長となる6回を投げて3安打7奪三振無失点と好投し、チームを勝利に導いた。巨人・戸郷にノーヒットノーランを許した翌日の快勝は、単なる1勝以上の価値を生み出した。

 この日のビーズリーについて、掛布氏は「右に対しても左に対してもスライダーの切れがある。横のスライダーと縦のスライダーの投げ分けが非常によくできた試合だった」と絶賛し、ノミネートしていた。巨人戦では昨季から計4試合(12回2/3)を無失点。“巨人キラー”ぶりに「あなたの投げる右バッターの真ん中から外へのスライダー、もう最高です。そのスライダーを生かすためのストレートを忘れないで下さい」とメッセージを送った。

 DIDアワードとは、その月のホームゲームから最もファンを沸かせたプレーに贈られる賞。DIDブランドアンバサダーを務める球団OBの掛布雅之氏が選んだノミネートプレーの中から、ファンが番組公式X(旧ツイッター)や応募フォームから投票し、受賞プレーが決まる。

 ビーズリーの今季2勝目は合計366票を集めた。その他、5月には石井大智投手の8試合連続無失点(288票)、“満塁男”木浪聖也内野手の2安打3打点(102票)がノミネートされていた。(Full-Count編集部)

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