大谷翔平、特大18号＆19号のマルチHR トップに1本差…由伸＆ベッツ離脱危機に奮闘

ロイヤルズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真：荒川祐史】

■3打数2安打2打点で打率.309、本塁打リーグトップのブレーブス・オズナに1本差

■ドジャース 3ー0 ロイヤルズ（日本時間17日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、今季2度目の1試合2本塁打をマークした。3回に先制18号ソロを放つと、6回には右越え19号ソロ。リーグトップを走るブレーブス・オズナに1本差に迫った。3打数2安打2打点で打率.309。チームは3-0で完封勝ちした。

　特大アーチは両軍無得点の3回1死だった。右腕シンガーのシンカーをフルスイング。バックスクリーン左へ飛び込む18号ソロとなった。4試合ぶりの一発は飛距離451フィート（約137.5メートル）、打球速度114.3マイル（約184キロ）、打球角度27度。打った瞬間に確信する豪快弾だった。

　6回先頭でも続けた。初球、内角低めのスライダーを引っ張って右翼席中段へ運んだ。飛距離400フィート（約121.9メートル）、110.7マイル（約178.2キロ）、角度39度だった。1試合2発は5月5日（同6日）の本拠地・ブレーブス戦以来、今季2度目だ。同じ試合での2打席連発は移籍後初めてだ。

　山本由伸投手が右上腕三頭筋の張りで15日間の負傷者リスト入り。さらに、1番のムーキー・ベッツ内野手も7回に左手甲に死球を受けて負傷交代となった。大谷には復調の兆しを見せたバットで牽引することが求められる。（Full-Count編集部）