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高津監督に「高い評価をしています」 衣笠会長が言及…最下位も信頼変わらず

Full-Count / 2024年6月19日 14時32分

ヤクルト・代表取締役会長CEO兼オーナー代行の衣笠剛氏【写真:町田利衣】

■右肘故障で出遅れたドラ1・西舘は「これから1軍に上がってもらいたい」

 株式会社ヤクルト本社第72回定時株主総会が19日、都内のホテルで行われた。283人の株主が出席し、ヤクルトスワローズについても激励や意見が飛んだ。とある株主から「次から次へと選手が怪我をする。怪我をしない管理をしていただきたい」との要望を受けると、ヤクルト球団の代表取締役会長CEO兼オーナー代行を務める衣笠剛氏は「改めて仕組みづくりを考えていきたい」と応じた。

 今年のドラフト1位・西舘昂汰投手は右肘の故障のため6月にイースタン・リーグで実戦デビューと大きく出遅れた。株主は「3年間、ドラフト1位で獲った選手が怪我。今年なんか1球も投げていない。注意して審査して獲っていただいているとは思いますが、トラブルが起きている」と指摘した。

 衣笠会長は右腕について「やっとイースタン・リーグで投げ始めることができている。右肘の故障ですが、投手にとって肘は大事な部分なので、今後のことを思うとじっくりと2軍施設で調整して、これから1軍に上がってもらいたいと思っています」とここからの成長に期待した。

 また主力に故障者が相次ぐ現状については「過去を振り返ると2011~13年、非常に故障者多く『ヤ戦病院』という表現で言われていて、フロントとしては専門の先生を含めて改善していくためにやってきました。2015年には真中満監督で優勝、その後高津臣吾監督で2年連続優勝。その間も全く怪我人がいなかったわけではないが、かなり軽減した。今年、昨年と怪我人が増えていて、改めてフロント全員でどう改善するかは、2011~13年くらいに十二分に勉強、経験をしているはずなので、それを踏まえながら改めて仕組みづくりを考えていきたい」と説明した。

 株主総会後には報道陣の取材に対応。就任5年目となる高津監督について「よくやってくれていると高い評価をしています」と変わらぬ信頼を口にした。現在は5位タイに沈んでいるが、交流戦は9勝7敗2分けの4位と上り調子。「チームの動きも非常によくなってきた。後半戦、まずは勝率5割に回復してもらって積み上げていってほしいなと思います」と期待した。

 一方で来季の契約については「まだ白紙です。白紙というのは今、途中ですし、それと同時に私の考えもありますが、やはり昨年もそうですけど編成の部分もいろいろな担当と話したりして決めていきたいと思ってますので」と話すにとどめた。(町田利衣 / Rie Machida)

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