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「守備はメジャーで通用」 元GG助っ人が絶賛…NPBにいた3人の“名手”

Full-Count / 2024年6月20日 7時10分

インタビューに応じた元ロッテのルイス・クルーズ(写真はスクリーンショット)

■ロッテや巨人でプレーしたクルーズが「絶対に打てない」

 2014年から4年間、ロッテや巨人などでプレーしたルイス・クルーズ内野手は、メジャー時代はヤンキースやドジャースといった名門でもプレーした。Full-Countのインタビューに応じた元助っ人は、「絶対に打てない」と苦手にした投手との思い出や、守備のレベルの高さに驚いた選手らの名前を明かした。

 久しぶりに名前を口にしただけで、思わず頭を抱えた。「マキタ……。当たらなかったよ」。それはアンダースローで数々の強打者を手玉に取った牧田和久投手だった。

 牧田は2010年ドラフト2位で西武入り。2017年までを過ごしており、通算の対戦成績は打率.188だった。クルーズは「牧田がアップやキャッチボールを始めた瞬間『うわー、絶対に打てないな、変なバットを使ってやろうかな』というくらい。左打ちにしたほうがよく見えるんじゃないかと思ったこともあったよ。ホントニムツカシイ、ホントムリ!」と日本語を交えて顔をしかめた。

 珍しい下手投げに「スライダーもキレがあるし、大きいカーブもあって内角にシンカーも来る。膝を見てタイミングを取ろうと思ったが、膝より下からボールが来るので、もうどこを見てどのタイミングで打てばいいのか分からなかった」とお手上げだったようだ。


2016年、17年に共にプレーした巨人・坂本勇人【写真:イワモトアキト】

■名手が絶賛「今宮、坂本、菊池、彼らは上手だし守備はメジャーでも通用」

 2016年には大谷翔平投手と対戦し、当時最速だった163キロを打席で体感している。それでも「当時の彼は若かったし、苦手意識はなかった」と首を横に振る。クルーズにとっては、NPB通算345試合登板で55勝51敗、78ホールド、27セーブの変則右腕が残したインパクトの方が強烈だった。

 また、感じていた日本野球のレベルの高さにも言及。「菅野智之、岸孝之、涌井秀章、彼らはメジャーに行く価値はあったと思う。どういう意思で日本に残ったかは分からないが、もし米国に行ってもある程度活躍できる能力を持っていたと思います。それくらい当時の日本、今もですがレベルが高くいい投手は多い」と太鼓判を押した。

 名手にとっては日本選手の守備も興味深かった。「今宮健太、坂本勇人、菊池涼介、彼らは上手だし守備はメジャーでも通用すると思った。あとは僕が最後の年(2017年)に源田壮亮がルーキーで入ってきて、なかなか見る機会はなかったが『うまいな』と思ったのを覚えているね」。日本の才能を思い出すかのように、うれしそうな笑顔を見せた。(町田利衣 / Rie Machida)

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