大谷翔平、日本人3位タイの通算774安打 満塁機で3点二塁打も…ド軍はサヨナラ負け

第2打席で3点適時二塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真：荒川祐史】

■5打数2安打3打点で打率.317

【MLB】ロッキーズ 7ー6 ドジャース（日本時間20日・デンバー）

　ドジャースの大谷翔平投手は19日（日本時間20日）、敵地のロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、日本人歴代3位タイの通算774安打をマークした。2回の満塁機では走者一掃の3点二塁打を放ち、5打数2安打3打点で打率.317。チームはサヨナラ負けを喫した。

　3点を追う2回2死満塁、右腕フェルトナーの真ん中高め、96.5マイル（約155.3キロ）を中堅左へ打ち返した。走者一掃の3点二塁打。一振りで試合を振り出しに戻し、1イニング4得点のビッグイニングを呼んだ。満塁機で安打を放つのは、今季5打席目で初めてだ。

　2点リードの6回2死では右腕ミアーズのカーブを右前へ弾き返した。通算774安打とし、青木宣親（現ヤクルト）に並んで日本人歴代3位となった。4試合連続、今季29度目のマルチ安打をマーク。4試合連続は今季2度目だ。

　初回先頭は三邪飛、4回2死は三ゴロに倒れた。同点の8回2死一、二塁は救援バードの低めスライダーに手が出ずに見逃し三振を喫した。（Full-Count編集部）