打率.450でも届かない…イチローの偉大すぎる「262」 “大谷ライバル”で浮かぶ衝撃記録
Full-Count / 2024年6月23日 10時41分
■アラエスは74試合で100安打…年間219安打ペースもイチローには届かない
現役選手最高のヒットメーカーの活躍により、イチローの功績が改めて脚光を浴びている。パドレスのルイス・アラエス内野手は19日(日本時間20日)、今季メジャー最速で100安打に到達した。年間219安打ペースでヒットを量産する一方、イチローが樹立したメジャー記録「262安打」は遥かその先とあり、「イチローがいかに化け物か」「無理ゲーで草」とファンも騒然としている。
27歳のアラエスはツインズ時代の2022年に初の首位打者に輝くと、昨季はトレード移籍したマーリンズで打率.354を記録して2年連続でタイトルを手にした。両リーグでの首位打者獲得は史上2人目、2年連続では史上初の偉業。稀代の安打製造機としての地位を確立し、イチロー氏(現マリナーズ球団会長付き特別補佐兼インストラクター)も一目を置く存在だ。
今季序盤はやや低調だったが、5月3日(同4日)にパドレスへ加入すると、移籍後最初の試合で4安打。5月14日(同15日)からは8試合連続マルチ安打で20本を積み上げるなど、移籍後の43試合で打率.324と好調を維持している。リーグ最多安打となれば自身初、3年連続の首位打者になれば2011年~2013年のミゲル・カブレラ以来の快挙となる。
しかし、この活躍でもメジャー年間最多安打記録には届きそうもないのだから驚きだ。アラエスが年間100安打に到達したのは74試合目。仮に残り試合をフル出場しても84試合で162安打が必要になり、簡単にいえば全試合でマルチ安打を記録するペースでなければ、2004年イチローの記録に届かない計算。1試合4打数に立つと仮定すると、打率.450ペースでも上回ることができない。
この衝撃的事実にファンも続々反応。「マジでイチローって意味わからんな……」「イチローの記録超えとかいう可能やけど不可能に近いクソゲー」「アルトゥーべ全盛期でも掠りもしなかったの思い出す」「改めてイチローの凄さが」とのコメントが寄せられた。メジャーでも随一の“アンタッチャブルレコード”とされるイチローの年間安打記録。果たして、アラエスは、そして他の選手たちはどれだけ近づけるだろうか。(Full-Count編集部)
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