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大谷翔平から2K ド軍のトレード候補に称賛の嵐…ロバーツ監督「対戦は難しい注文だ」

Full-Count / 2024年6月25日 13時32分

ドジャース戦に登板したホワイトソックスのギャレット・クロシェット【写真:ロイター】

■K・ヘルナンデス「素晴らしかった。2球種しかないけど、剛速球を投げる」

【MLB】ドジャース 3ー0 Wソックス(日本時間25日・シカゴ)

 この好投は何を意味するのか。ホワイトソックスのギャレット・クロシェット投手は24日(日本時間25日)、本拠地・ドジャース戦で6回途中5安打無失点と好投。味方の援護なく勝ち星はつかなかったが、大谷翔平投手から2三振を奪った。

 198センチの長身からクロスステップで投げ込まれる最速99.4マイル(約160.0キロ)。週間MVPを受賞し、シカゴに乗り込んできた大谷も空振り三振、遊ゴロ、見逃し三振と封じ込めた。チームはクロシェットが降板してから3点を挙げて完封勝ちしたものの、ドジャースへ強烈なインパクトを与えたようだ。

 ロバーツ監督「素晴らしい投球をした。彼がいい投球をすることを知っていた。いい球を持っている。でも、私たちもいい仕事をしたと思う。右打者と対戦する時は外角に投げさせることができた。それでも得点することは難しかった。2死からヒットなど、大きなチャンスを作れなかった。彼みたいな投手と対戦することは難しい注文だ」

 エンリケ・ヘルナンデス「素晴らしかった。いい球種を持っている。主に球種を2つ(フォーシーム、カットボール)しか投げないけど、剛速球を投げる」

 ホワイトソックスは21勝59敗でシーズン100敗超えペース。2020年ドラフト1巡目左腕は今季6勝6敗も防御率3.05。リーグ最多130奪三振と好成績を残し、MLB公式サイトからも「ドジャースにフィットするトレード候補」に挙げられている。FAになるのも2027年と魅力たっぷりだ。

 先発陣では山本由伸、ビューラーが負傷者リスト入り。夏以降の復帰が見込まれていたレジェンド左腕カーショーも左肩痛で1週間ノースロー調整になった。悲願のワールドシリーズ制覇へドジャースフロント陣が動くことはあるのだろうか。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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