大谷翔平、ベース踏み直しは「一応…」 “所持品”にコーチから珍指摘「置いていけ」

24号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真：Getty Images】

■先頭打者アーチを放ち…一塁に戻って踏み直す珍場面が発生

【MLB】ドジャース 4ー3 Wソックス（日本時間26日・シカゴ）

　ドジャースの大谷翔平投手は25日（日本時間26日）、敵地・ホワイトソックス戦で、24号先頭打者アーチを放った。二塁に向かう途中には、一塁ベースを踏みに戻る珍場面があり、試合後に大谷は「踏んだか踏んでないかちょっと分からなかったので一応戻ったという感じです」と話した。

　初回先頭の第1打席で、クリス・フレクセン投手のカーブを捉えた。先頭打者アーチは自身8本目で、打球速度93.8マイル（約151キロ）、飛距離376フィート（約114.6メートル）だった。先頭打者アーチは自身8本目で、直近9試合では7本目の本塁打となった。

　打球は右翼手のトミー・ファム外野手が惜しくも捕球できずスタンドイン。大谷は「最初は越えないかと思って見ていたので」と、アウトになることを覚悟しながらバットを一塁まで持って走っていた。「バットを持ちすぎていたのでクレイトン（マッカロー一塁コーチ）に置いていけって言われて、その後に踏んだかどうか分からなかったので戻った」と振り返った。

　同点の4回2死一、三塁ではフレクセンの内角カットボールに反応し、右前への勝ち越し適時打を放った。3回先頭では四球を選び、フリーマンの同点12号2ランを演出。計3出塁で、チームの全4得点に絡む活躍を見せた。（Full-Count編集部）