エ軍戦で珍事「一度も見たことない」 ベテラン記者も困惑…低迷対決で起きた“奇跡”
Full-Count / 2024年6月27日 19時1分
■二者生還のはずが…後続の選手が本塁踏み忘れ、先に生還の選手が“補助”
【MLB】エンゼルス 5ー2 アスレチックス(日本時間27日・アナハイム)
アナハイムで26日(日本時間27日)に行われたエンゼルス対アスレチックスで珍プレーが起きた。走者一、二塁で長打が飛び出し、二塁走者が生還。さらに一塁走者も生還したかに見えたがホームベースを踏み忘れたため、生還した二塁走者が体を押しとどめる形で本塁を踏むように促したが、これが妨害となりアウトを宣告された。珍プレーに米メディアも続々反応。「今まで一度も見たことがない」「クレイジーなこと」などと伝えている。
アスレチックスのマックス・シューマンは2回2死一、二塁で左中間へ二塁打を放った。二塁走者のアルマンド・アルバレスが悠々生還し、一塁走者のカイル・マッキャンもホームインしたように見えた。ところがマッキャンはホームベースを踏み忘れ。アルバレスがマッキャンを押しとどめて、ホームベースを踏むように促した。
マッキャンはホームを踏みなおしたが、ジョン・ベーコン球審はアウトを宣告した。MLB公式サイトは試合後、責任審判の説明を紹介。マッキャンが本塁を踏み損ねたこと自体に問題はないが、再度本塁を踏もうとする前に、得点している走者に“アシスト”されたことが問題だったと指摘した。このプレーについてザック・ネト内野手(エンゼルス)の「こんなことは今まで見たことがない」というコメントを紹介した。
このプレーを、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は「今まで一度も見たことがない。アスレチックスは2点取ったように見えたが、2番目の走者が本塁を踏み外した。その後、(すでに得点した)最初の走者が彼をつかんだ。2番目の走者は(最初の走者に)接触されたのでアウトとコールされた」と伝えた。他にも、米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者は「クレイジーなことが起きた」と綴った。
ドジャース・大谷翔平投手は25日(同26日)の敵地・ホワイトソックス戦で24号先頭打者弾を放った際に一、二塁間まで走ったところで突然の逆走。一塁まで戻ってベースを踏み直した。米放送局「バリースポーツ・ウエスト」は「毎日何か新しいことに出会う」と伝えている。(Full-Count編集部)
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