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最強ジャッジ、突入した“ボンズの域” 殿堂入り右腕の見解「類似点がある」

Full-Count / 2024年6月28日 20時29分

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

■ジョン・スモルツ氏がボンズ氏とジャッジを比較

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、チームが83試合を終えた時点でメジャートップの30本塁打。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、最初の80試合で30本塁打以上を複数シーズン記録したのは今年のジャッジで9人目だという。米野球殿堂入りを果たしているジョン・スモルツ氏はバリー・ボンズ氏と比較しながら、進化している面を語っている。

 米放送局「FOXスポーツ」によると、1996年に24勝をマークしてサイ・ヤング賞に輝くなど、通算213勝をマークしたスモルツ氏は「現役時代に対戦したボンズらと比較して、ジャッジをどう思うか」と問われ、「いくつかの類似点がある」とし、「パワー、打率を残すこと、打球を飛ばす能力」と答えた。

 続いて2人の違いにも言及。ボンズ氏については「時に投げるところがなかった」とし、ストライクを見逃さずに捉えていたと語った。ジャッジはかつて「悪球を追いかけて空振りしていた」としたが、近年はボール球を追いかける悪癖が減ってきているとし、それが歴史的な打撃に繋がっていると述べた。

 さらにア・リーグ記録の62本塁打を放った2022年シーズンに言及。「多くの投手が勝負した。異色の選手の1人だ」とも。「弱点を排除している」とし、このまま進化し続ければ「投手は緊迫した場面や重要な場面で、勝負を避けることが増えるだろう」と述べている。MLB歴代1位の通算762本塁打、2001年には年間最多73本塁打を放ったボンズ氏。ジャッジはどこまで迫ることができるだろうか。(Full-Count編集部)

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