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大谷翔平を“守った男”に日米報道陣20人集結 素手キャッチを自画自賛「100回みたよ」

Full-Count / 2024年6月29日 9時7分

ドジャースの用具係兼バットボーイを務めるハビエル・ヘレラさん【写真:小谷真弥】

■ファウルボールを素手キャッチしたヘレラさん…大谷から「Thank you」

 ドジャース・大谷翔平投手を守った男に注目が集まっている。ベンチでファウルボールを素手キャッチした用具係兼バットボーイのハビエル・ヘレラさん。28日(日本時間29日)に行われた囲み取材では日米20人の報道陣が詰めかけた。

 38歳のヘレラさんは26日(同27日)の敵地・ホワイトソックス戦で大谷の目の前に飛んできたファウルボールを素手でキャッチ。その様子がネットで話題となり、球団やMLB公式が取り上げていた。

 7億ドル(約1120億円)スターの大惨事を回避した救世主。取材に応じたヘレラさんは「うーん……。自分の仕事をしていただけだよ」と笑顔だった。「投球は最後まで見ていた。バットに当たって、ボールが私の方に向かってきた。でも、キャッチすることができたよ」と振り返った。

 グラブも持たずにダイレクトキャッチ。「手が痛くならなかったか」という問いに対しては「いや、全く。ローションをたくさん使っているからね」と軽快な回答。これには報道陣から笑いが沸き起こっていた。「ああ、感心したよ! でも、その瞬間は『OK! でも、プレーを続けよう』と言う感じだった」と自画自賛していた。

 大谷からは「Thank you」と声をかけられ、「任せておけ!」と返したと明かした。自らがSNSで話題になっていたことは当初は知らなかったという。「誰かが私に(動画を)送ってきたから、100回見たよ」と上機嫌。報道陣も「大谷からポルシェをもらったか」「おもちゃは?」などと質問が殺到。「全部噂だよ」と笑った。

 18歳からドジャースのバットボーイを務め、2015年にはファウルを捕ろうとして観客席に落下したことも話題になった。当時を振り返り「こんな感じで転倒したからね。前回はジョークというか、恥ずかしかったよ」。“名誉挽回”に胸を張った。(Full-Count編集部)

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